息子が部屋から出てこなかった日

板橋区・豊島区ふるかわピアノ教室です。



息子が小学校4年生の時、

1日丸々、部屋から出てこなかった日がありました。



学校へも行かず、

ご飯も食べない。



担任の先生は、心当たりがないと言い、

わたしも分からない。



ただ、本人に聞いた時には、


担任の先生に対して、学校で思う事があったらしい。



今では、本人はそんな事があったことも

覚えていないと言います。



それでもその時は、

全てを拒否して立て篭もるほど、

全力で抗議していたんです。




普段は穏やかで喧嘩もしない子なので、

こんな強い頑固な所もあることに驚いていました。




結局、1日学校を休んだ日の夕方には、

ご飯を食べていつも通りになり、

翌日には登校しました。




今のようにネット環境の無い時代でしたから、

息子は友だちとは連絡を取ってはいません。



自分なりに吹っ切ったのか、切り捨てたのか？



注意して観察していましたが、

変化はありませんでした。




子どもは、親が思うより、


たくさんのことを考えて、1人で抱える時があります。




この子がこんなに実力行使するのだから、

よほどの事なんだろう、と、


全身にアンテナを立てて観察しました。


男の子は、自分自身の事をあまり話しません。


原因を探ったり、解決しようとするよりも、

子どもの側に付かず離れずで、

寄り添う気持ちでいる事が大切だとおもいます。




生徒さんの保護者さんたちとの、面談を始めました。




保護者さんとわたしが連携して

子どもを見ている事が

なによりも大事かと思います。




遠慮なく、何でもご相談ください。



時代は違っても、親子の関係は変わりません。


一緒に見守り、育てていきましょう。


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