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ピアノ練習には「スモールステップ」を取り入れよう

こんにちは!


今回は、ピアノ練習に「スモールステップ」を取り入れるメリットについてお話します。



一定量以上の練習を重ねる過程で、何らかの壁にぶつかって挫折したり、モチベーションを失ったりすることは、子供に限らず大人にもよくあることです。

例えば、ただ「今よりもっと上手にピアノが弾けるようになりたい」「あの人くらい素敵なピアノ演奏ができるようになりたい」などの漠然とした目標しか持っていないと、学習や練習を段階を追いながら進めることができず、目標達成までの道のりが果てしなく長いように感じてしまいます。


必要以上の挫折を感じたり、モチベーションを下げたりしてしまわないために、普段の練習や目標にスモールステップを導入することがおすすめです。


日本語に直訳すると「小さな階段」となるこのスモールステップは、アメリカの心理学者バラス・スキナー氏によって提唱された、目標を細分化して一つずつのステップを確実に達成することで、最終的な目標へと近付けるという、目標達成のための方法です。

元々は主に教育現場や心理手法の現場で使われていた手法ですが、この方法の導入によってモチベーションを維持したまま、大きな目標の達成確率を上げることが可能になるという効果が認められ、現在では人材開発・ビジネス・スポーツなどの幅広い分野で活用されています。



人間の脳がやる気を出すためには、「報酬系」という脳の回路を満足させる必要があります。そのためには、報酬という名のとおり「ご褒美」が必要で、基本的には以下の2つがこの「ご褒美」にあたります。

達成できそうな課題に取り組むこと
課題を達成したという成功体験を得ること
スモールステップでは、この2つの「ご褒美」システムを的確に刺激して「報酬系」を満たしてくれます。これにより、とても効果的にやる気やモチベーションを持続させてくれるのです。



これを達成したい!という目標までの道のりを、1ステップにつき5分〜30分程度でこなせるようなスモールステップに細分化してみましょう。
ピアノの練習に置き換えると、例えば、「今度の発表会で上手に弾きたい」を目標にした場合、「今日はこの2小節をメトロノームに合わせて弾けるようにする」「この週末で、この1フレーズを3回連続で正確に弾けるようにする」「今日の練習では、これまでバラバラに練習してきた2つのフレーズを繋げて弾けるようにする」などでしょうか。


それぞれの年齢とレベル、日常生活におけるピアノ練習の優先順位に合わせて、いつもの練習にスモールステップのエッセンスを取り入れてみてください。


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