そのお部屋、お子さまがピアノを弾く環境になっていますか？

「先生、うちの子全然ピアノの練習しません！

練習しないなら、

やめさせた方がいいと思うんですけど、本人はピアノはやめないと言ってるんです。

どうしたら良いですか？」

ピアノの先生方は、よくこの相談を受けると思います。

私の教室でもよくこのお悩み相談に来られます(^_^;)


ピアノはやめたくない=ピアノは好き

じゃ、何の原因があるのでしょう。


保護者の方の中には

「私がピアノを習っていなかったから…」


「頭ごなしに練習しなさい！と怒ったから…」


「子どもに任せっぱなしだったから…」

など、ご自分を責めるような事をおっしゃる方もいますが


絶対に違います！

保護者様の責任ではありません。

そこは、一番に否定させていただいています。

この質問に関しては、アドバイスさせていただくことはたくさんあります。

でも今日はその中のひとつ。

私からよくお尋ねするのは

「お家がピアノを弾ける環境になっていますか？」

たとえば、ピアノの周りが散らかっている場合が考えられます。

おもちゃ(兄弟のもの)が散乱している

本や、雑貨がピアノの上に置きっぱなし

脱いだ服がピアノの椅子に掛けてある


など、ピアノの周りが物置場状態になっていて

お子さまがピアノを弾こうという環境になっていない場合があります。

雑然とした部屋で

美しい音色のピアノを弾きたいと思うお子さまはそう多くないと思います。

子どもは、とてもデリケートです。

ある程度大きくなって、自分の伝えたい言葉がスラスラ出てくるようになると

どんな気持ちなのか理解できますが

年齢が低いと伝えたい言葉がなかなか出てこないこともあります。

もし、「練習しない！」とお悩みの保護者様で

ピアノの周りがそういう状態の方はちょっと整理してみてください。

そして、この週末

きれいにしたピアノ周りで

ぜひお家コンサートを開いてあげてくださいね(^^♪