受験でもやめなかった高3男子くん
まだ、ピアノ講師として駆け出しのころ、
一番最初にご縁があったのは、英才教育幼稚園のピアノ教室でした。
みんな卒園しても
そのままピアノ教室だけは辞めずに通っていて
高3男子くんも受験の中、通ってきてくれていました。
塾もあり、レッスンは8時半とかの遅い時間でした。
レッスン時間に間に合わないこともよくあり、
今日はさすがに塾が遅くなり、もう来ないかもと帰り支度を始めていると
高校生男子くん、そのタイミングで駆け込んできてました(^_^;)
そしていつもと同じベートーベンのソナタ熱情を楽しそうに弾いていました。
(自宅練習はもちろんほとんどできないので、いつも同じ曲)
結局
最後までやめることなく、希望の東京の某有名大学に受かりました。
今、考えると
塾もぎりぎりまでしっかりとこなし、
絶対ピアノ弾きに行く!と
自転車を猛スピードで漕いできてくれていたんだろうなと、微笑ましく
懐かしい気持ちでいっぱいになります。
「受験で勉強しないといけないからやめなさい」
「練習しないならやめなさい」
など押し付けることなく見守ってくださった親御さんにも感謝でした。
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