ピアノ教本選び

当教室では、教本選びの際、一人一人に合った教本を選ぶことを大事にしています。

今教本は数多く出版され、それぞれに個性があり、内容や伸ばしたいものも異なります。

初心者の方の教本として、ピアノひけるよジュニア、バスティン、オルガンピアノの本、ピアノどりーむ、ピアノアドベンチャーなどを主に使っています。

生徒さんそれぞれの性格や好みなどを見て、教本を選ぶのですが、使ってしばらく1年2年経つと、この教本だと左手のテクニックがのばしたいのに少し足りない、もう少しクラシックの内容が合っている、手のポジションの移動がもう少しほしい、などその子の成長具合により変化を求めたくなります。
その時に、違う教本の差し込みをすることがあります。

つまり、その子それぞれの今の実力を見て何が足りないかを見極めるということです。大体主になる教本は決めているけれど、ブルグミュラーに入るまでくらいは数多く曲をこなしていくことが上達の秘訣かと思います。基礎は大事です。譜読みが楽にできるようにするためにも、数をこなすことは大事だと思います。

時には、時期的に余裕がある時に、教本以外のその子の好きな曲を教本と並行して弾きます。生き生きと弾く姿をみると嬉しくなります。好きこそモノの上手なれ、です。
ピアノ好きを増やしたいなあ、と思います。