タイとスラーの区別 【バイエル８３番】

《子どもからシニア初めてのピアノ個人レッスン》
茨城県ひたちなか市・那珂市ピアノ教室を
開いております稲野辺純子です。
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【ピアノ講座】バイエル 83番 Beyer No.83 について
今回は、バイエル83番について

解説いたします。

ハ長調 4分の4拍子
Allegretto アレグレット（速めに）


ここでは、タイとスラーについて学びます。

タイとスラーは、見たところ

とてもよく似ていますが、

記号の意味する内容は、全く違います。

タイは、バイエル29番で学びましたね。

同じ高さの2つの音符を

弧線を用いて表記します。

タイで繋がれた2つ目の音は、

弾き直さず2つの音符を足した分の長さを

伸ばしたままにします。

スラーは、バイエルに入るとすぐに

学びましたね。

高さの違う2つ以上の音符に弧線で繋げて

表記します。

音と音が切れないように

なめらかに演奏します。

逆の解釈をすると

スラーが切れたところは、

繋がないで演奏するというこ事になります。

この曲では、スラーの最後の音に続いて

タイがついていますので、

そこでフレーズが終わり、

ブレスをします。image

しかもこのパターンで1曲ができており、

さらには、

右手で出てきたフレーズと

全く同じフレーズを

１小節ずらして演奏する

カノンを用いています。

スケール（音階）になっており

一見区別しずらいスラーとタイに

意識が集中できるよう譜読みは

平易にできるようになっています。

私の解説動画をYouTubeに

アップしましたので、

ご覧ください。

https://youtu.be/eBQQSCkQXh4

稲野辺純子ピアノ教室では、

６つのコースを設置し、

皆様をお待ちしております。

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