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(脳内花火大会)音楽を聞くことと演奏することの違い[その①]

楽器演奏は脳にどのような効果をもたらすか
ピアノはもちろん楽器演奏です。 
ピアノを弾いている時、お子さん、これをみているご本人がピアノを弾くとしたら 今まさにすごいことが起こっているんです。
 
聞くだけでも効果のある音楽ですが、 やはり演奏することでの効果は、 計り知れません。

実験で被験者に脳波を測る機器に入ってもらいながら国語、数学の課題を解いてもらい、脳の活動領域を調べました。
ある時、被験者に音楽を聞いてもらったところ花火が起こっているのを見たのです。脳内の多数の箇所が一度に明るくなったのです。  
更に、音楽をメロディー、リズムなどの要素に分けて聞き分け、最後に一つにまとめて聞くという作業をしていたのです。 しかも音楽が耳に入ってから足でリズムを刻むまでに、その全ての工程を一瞬にして処理していました。
更に科学者達は、音楽のリスナーからプレイヤーに移行して調べると、プレイヤーの脳内には大花火大会が起こっていました。 

もちろん音楽を聞いている時の脳内は大変興味深い動きをしますが、演奏している時の脳内はほぼジムで体全体を鍛えるくらいの活動が起こったのです。 

脳内の多数の箇所が明るくなり、複数の違った情報を同時にしかも繊細さ、協調性を持ちながら驚くべき速さで処理するのを科学者は発見しました。
なぜ音楽はそのような特徴的な状態を生み出すのでしょうか? 
この学問はまだ比較的新しいのですが、学者達は一つの見解に達しています。 

楽器を演奏するという行為は、脳内の殆ど全体を
一度に使います。特に視覚野、聴覚野、運動野です。 他の分野の訓練と同じように、音楽を習うにも鍛錬と計画的な練習が必要です。
この訓練が音楽家の脳機能を向上させ、他の事を
するにも効果を発揮するようです。
音楽を聞く事と弾く事の最も大きい違いは、後者が高度の運動機能を必要とする事です。

この機能は左右両方の大脳半球でコントロールされます。 また言語、数学的な情報処理能力のためにより多く使われる左半球、新しい事や想像力 のために多く使われる右半球、音楽活動はこの両方を用います。

そのため、音楽活動が両半球をつなぐ脳梁を大きくし、活発化し、両半球内の情報をより早くより多く伝えることができるのです。 

その結果、音楽家は学問的、社会的問題解決をより効果的に、クリエイティブにできるのです。 

音楽を創造する作業は一つ一つが手作業的で、作品のメッセージと感情を理解して行われます。
それゆえ、音楽家は実行機能に優れていることが多く、計画を立てる、作戦を立てる、詳細に注意する、理性と感情の両方から来る複数の情報を同時に分析するなどの複雑な作業に優れています。 

続きは明日書きますね


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