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カール・フィリップ・エマニエル・バッハについて

安芸郡府中町にあるピアノ教室〜3歳から大人まで〜オンラインレッスン対応〜


安芸郡府中町たなべピアノ教室、
田辺 ルミです。


J.S.バッハの次男、
カール・フィリップ・エマニエル
バッハについて
お話ししたいと思います。

彼の作品は、私の教室でも

バッハインヴェンションに入る前の

バロック音楽の勉強で

弾いてもらっています。

「マーチ」は ほとんどの生徒さんが弾かれます。

「ソルフェジェット」も発表会などで弾かれますね。            


カール・フィリップ・エマニエル・

バッハは  

大バッハの次男としてドイツの

ヴァイマルで生まれ、

幼少期から楽才の片鱗を見せました。

「ベルリンのバッハ」、あるいは

「ハンブルクのバッハ」と

呼ばれていました。

バッハ家の子どもたちの中でもっと

も多くの作品を残し、

時代の好みに合った曲で人気を

博しました。

音楽史上ではバロックとクラシック

の二つの時代を繋ぐ音楽家

として重要な存在です。

彼は、父親である大バッハが

音楽監督を務めた

トーマス教会の附属学校、

ライプチヒ大学で法学などを学びました。

◎ベルリン時代

大学を卒業した後、フルート演奏を

趣味とした

フリードリヒ大王の

伴奏者として仕えました。

フルート演奏を趣味とした王の宮廷では

彼の作品は

ほとんど演奏されず

音楽的な趣味が王と

一致しないこともあり、

 お給料も上がりませんでした。

ですが、この時期には

『クラヴィア演奏の

正しい技法についての試論』

を上梓し、クラヴィア奏者としての
名声を確立しました。


フリードリヒ大王もエマヌエルの演
奏には賞賛を惜しみませんでした

◎ハンブルグ時代

しかし、ついに1767年、30年仕えたベルリン宮廷を辞して、

尊敬していたテレマンが没した後、

ハンブルク市の

音楽監督に就任しました。

ハンブルクでは教会や街のさまざま

な行事に音楽を提供したり、

さらに自ら企画して定期的な

公開演奏会を開き

自作品の出版を行い、また

ヨーロッパ各地の

音楽家や文化人と交流して活躍

しました。

エマヌエルの鍵盤作品はチェンバロ

あるいは

クラヴィコードのために書かれた

ものです。

父のJ.S.バッハやD.スカルラッティ

の鍵盤作品を規範としつつも、

対位法の要素はあまり強く

ありません。

装飾や走句を多用する

「ギャラント様式」

唐突な雰囲気の変化や大胆な転調に

よって感情を直接に

表現しようとする

「多感様式」

を特徴としています。

またソナタでは、急‐緩‐急による3

楽章の形を確立し、

さらに第二主題を持つ

ソナタ形式の原形が見られます。

こうした形式に加え、音楽の豊かな

効果や感情表現は、

ハイドンやベートーヴェンなど

ウィーン古典派

に大きな影響を与えました。


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