日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

最初の悲しみ

こんにちは。

たなべピアノ教室です。

シューマン 作曲の「最初の悲しみ」

生徒さんが

両手で弾いて来られました。

きれいな音で、悲しみがひしひしと

伝わってくる

演奏です。

この曲は、7歳の長女マリーのために

書かれた「子どものためのアルバム」

の中の一曲です。

1848年1月5日、

シューマン家で飼っていた小鳥(マヒワ)が

死んでしまい、その時の子供達の

悲しみを表した曲なのだそうです。

マヒワというのはスズメよりずっと小さい

小鳥で、

チュイーンチュイーンと

高い声でさえずります。

この「子どものためのアルバム」

の初版ではシューマン 自身の発案で

扉絵が印刷されています。

その中に、女の子と鳥籠が

描かれた挿絵があります。

さて、楽譜を見てみると、

この曲は

ドイツ人のシューマンが書いた曲なので、

冒頭のNicht Schnell(速くならないで)

19小節目のEtwas langsamer(やや遅く)

など楽語がドイツ語で書かれています。

そして、最初の音がアウフタクトで

始まっていますが、f p がついています。

どういう風に弾いたら良いか難しいですね。

心にズキンとくるような

よく通る音で少し長めに弾くと良いようです。

I m Tempoのあとは、

始めのテーマのメロディが

いろいろな声部で

追いかけっこのように出てきます。

後悔や嘆きなどの感情で

いっぱいいっぱいになった部分ですね。

メロディの始まりを少しはっきりと弾くといいです。

一番最後の部分も、

f(フォルテ)が3つも出てきて、

スタッカートやアクセントなども

たくさん付いていて

いろいろ表現できることが

ありそうです。

ピアノを通して、9歳の♪ちゃんの
感情を揺り起こしながら、
どんな素敵な演奏に仕上がっていくのか楽しみです。





↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント