お子さんがピアノを辞めたいと言う時

ピアノを習っていらっしゃる子どもさん、
 
楽しそうにレッスンに通っていらっしゃいますか？
 
ピアノという習い事はコツコツ積み重ねて
 
上達していくものです。
 
やっぱり習い事を長く続けていくと、飽きたり、
 
忙しくなってしんどくなってくることも
 
あるでしょう。
 
 
だって、楽しいことの方が多いけれど、
 
楽しいことばかりではないから。
 
 
このちょっと気持ちが落ちた時に子供は
 
辞めたいっていうんです。
 
問題は、辞めるか辞めたいかではなく
 
辞めたいって気持ちを受けとめること
 
だと思います。
 
『そう、やめたいんだね。』
 
先ず共感してあげて、どうしてそう思うのか
 
を聞いてあげる。
 
『そう、辛いんだね』
 
『そう嫌なんだね』
 
『大変なんだね』
 
 
気持ちを聞いてあげることが大事で、
 
聞いてあげたら、まずはそこでおしまい。
 
 
多くの親御さんはここで、
 
嫌なら辞めさせたほうがいいのかしらと
 
すぐに結論に行ってしまうようです。
 
でも、子どもは大きくなるまでに、辞めたい
 
と言うことも2.3度あります。
 
 親は子供の安全地帯・・・
 
子どもが気持ちを吐く場所であればいいんです。
 
感情はゆっくり上がったり、落ちたりします。
 
ゆったり構えて、見守ってあげてください。
 
そうすると
 
やっぱりピアノ続けようかな？
 
ってなるんです。
 
 
 
決してすぐに辞めるという結論出して
 
しまわないでくださいね。
 
ピアノはできるだけ長く続けてこそ
 
さらに楽しさがわかってくるのですから...
　
また始めたらいいと思われるかもしれませんが、
 
あまり早くに簡単にやめてしまうと、
　
きっかけをみつけるのが
 
むずかしくなる場合もあるみたいです。
 
それに、ずっと後になってから、
 
「どうしてあの時やめさせたの？」
 
なんて言われることもあるそうです。
 
 
ウチの小学生の生徒さんたち、
 
「来週ははお休みね〜」って言うと、声を揃えて
 
「え〜来たい！」って言うんです。
 
楽しみに通ってくれているようで、
 
先生はとても嬉しく思っています。