一年たって

さいたま市北区ピアノ教室　牧田です。

ある年中さんの男の子
ちょうどピアノを始めて一年が経ちました。
先日のレッスンの時のこと。
いつも初めに出席カードに好きなシールを貼ってもらうのですが、私が準備をしていると
あれ？と思うまもなくピアノの前に行って何か弾き始めました。
あ、これは、、、、前回レッスンでやったテキストの曲です。
もちろん、それが上手になっていること自体嬉しかったのですが、それ以上に自分から
進んでピアノを弾き始めたとが、とても嬉しかったのです。

忘れもしない体験レッスンの日。
約束の時間にお待ちしていると、外からすごい泣き声が聞こえます。
どうしたのかな？と思っていると、お母さんに抱きかかえられて大泣きしながら入ってきたのが彼との初めましてでした。
もともと彼はYouTubeのSeikinさんのシンセサイザー動画に興味があって、お母様が体験に申し込まれたのですが、年少さんの彼にとってはこれから何をやるのか知らないおうちに来て不安だったのでしょうね。
そんなこんなで始まり、車の磁石で音符読みの導入をしたり、歌を歌ったり、絵を描いたりしているうちにだんだん緊張も溶けてきて、終わった時にはノリノリでした。
そうして第一回目のレッスンが始まったのですが、なんと最初のレッスンの時にも大泣き。
あれあれ、この間会ってるのに、、、

そこからの先日のレッスンだったので、彼の成長を感じると共に積み上げてきたこの一年を感慨深く思いました。
一回一回のほんの少しづつの進歩がとても大事なのです。
年少さんにとっては30分じっとピアノの前に座っていることは不可能なので、様々な方向からいろんなグッズを使って集中が途切れない様に進めていくのですが、やはりその男の子も以前はよく疲れた〜と途中で言っていたものです。
今は集中力も持続する様になり、いろんなことができる様になりました。



お子さんによって初めての場所や人が全然平気な方もいれば、そうでない方もいます。
しかし、諦めずに少しずつアプローチしていくことによって必ず慣れ、成長していきます。
どうぞ安心して、お任せください。