待つ大切さ

さいたま市北区ピアノ教室　牧田です。

本当に暖かくなりましたね。
ついこの間まで一日中ヒーターをつけていたのに、、、

そうそう、うちでももう少しで暖かくなるのにという時期に母の部屋のヒーターが壊れました。
慌てて近くの電気屋さんに行ったところ、ちょっと前まで灯油ヒーターが並んでいたコーナーは
すっかり様変わりしていて、お店には一台も置いてありませんでした。
店員さんがネットで在庫を調べてくれたところ、二日後に配達できるのは少し小さめ。
一週間待てば、大きめのが買えるということでした。
なぜ悩んだかというと、寒い時期は毎朝灯油を入れるのが私の日課になっていて
少し大きめのタンクのヒーターを買えば、その頻度が減ると思ったからです。
しかし、一週間待つには、他の部屋のヒーターを必要に応じて移動してやりくりしなければなりません。
それも面倒だなぁ、、と思いましたが後々のことを考えて大きめの買うことにしました。
やっと一週間がすぎ、無事設置。
目先の便利さを考えれば、すぐ届いた方がよかったですが、結果今は待ってよかったと思っています。
やはりとても楽ですので。

これ指導にも言えると思うんですよね。
目先のことを考えれば、わからないところをすぐに答えを教えてしまえば、早く進んで早く形になります。
でも、果たしてそれは本人の力になっているのかどうか。
ヒントは与えますが、考える・自ら気付くのを時間がかかっても待つことが大事な時もあるんです。
なぜなら人は自分で考えて出した答えは身につくからです。


詰め込むピアノではなく
自分の力で読める・弾ける・楽しめる、そんないい循環ができるまで辛抱強く教える
そんなレッスンを心がけています。