中学生になっても続けるということ、教えるということ。

昨日、年内のレッスン全て終了しました。

最後の生徒さんは、中学生さん。幼稚園の時から通ってくれている、今一番長く通って下さってる子です。彼女も来年は受験生。ピアノ、どうするのかな～と昨日お母様にお聞きすると、

『勉強の息抜きになるみたいで、ずっと続けたいそうです。』

とのこと。
そこを目指しているので、とっても嬉しい一言でした。

こちらに通ってこられる方、中学受験される方が約半数、公立中に入る方は小学校卒業と同時に『勉強と部活に専念します』と言って、一旦ピアノも卒業していかれる方が多いです。

ですが、来年度は、中学生になっても続ける、と仰る方がおられます。
そんな子はある程度の覚悟があるんだろうな、と思います。
こちらも身が引き締まる思いです。

子どもの頃に習った曲って、何故だか大人になっても、ちょっと弾いたら思い出すんですよね。
気付くとそれが一生の宝物になっていたりします。

『昔、これ発表会で弾いたんやで』

とか言って、将来の自分の子どもに聴かせたりして。

そんな宝物になるような曲を、中学生さんとは弾いていきたいと思っています。

【あの曲とあの曲は弾いてほしいな。】

と中学生の生徒さんそれぞれとの来年を思いながら、一年のレッスンを終了しました。

コロナ禍、大変な中、続けられたこと、皆が来て下さったことに感謝して。

また、来年もよろしくお願いいたします。