幼児期の達成感って？

今、私の教室には２歳〜５歳のお子さんが
たくさん通ってくださっています。



「２歳でピアノ教室に通って、何するの？」って
よく聞かれます。


２歳さん、
小さな手でピアノを弾くわけではありません。


ピアノを弾く前の準備は
まず、手指の柔軟な動き。


はじめはさまざまな「作業」をしながら

①手指をしっかり使うこと
②難しいこともきっちり最後までやり抜くこと

これらを目標にしています。


手指を使う・・・って、案外
お子さん使ってないんです！


持つ・押す・投げる・拾う・ねじる
つまむ・引っ張る・・・


手指を使った作業には
実に多くの種類がありますが
便利になった現代の生活の中で
細かい指先の作業って、
本当に少なくなってると思います。


これは５歳さんでも同じです。


だから、各年齢別に
私が「準備」している「作業」って
実はお子さん達にとって
かなり複雑＆厄介な動きが多いため

「できない〜！」

って、途中で怒ってしまう
あるいは
明らかに「ムカついいてる」お子さんも続出なんです。



そんな時はガラリと気分を変えて

「歌おう！」
「踊ろう！」

って、誘ってます。


気分を一瞬で変えるのは
子どもたち「得意中の得意」！


だからすぐにノリノリです。


で、大笑いしたら
また
作業に戻ります・・・
ハイ、私
しつこいんで。


すると、今度は

「できた!!」


同じ人が、同じことを
同じ場所でやってますが
気分を変えるとできる。


そして、再チャレンジによって
できなかったことができたという

この体験こそ「達成感」


たくさんのお子さんに体験してもらいたいと
思ってます。



ピアノを習うと、いいこといっぱい！！