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義母の教育観に学ぶ

 もう30年以上前のこと。
 たった1度しか会ったことがないのに、
 私のその後の人生の「恩師」とも呼べる人。
 

 それは夫の母=私の義母。


 私たちが結婚する前に他界してしまった
 義母のことを直接知り得るわけはありません。


 しかし、大事な息子を立派な「変人」に
 育てあげた経緯、亡くなる直前まで
 「変人」の結婚相手探しに奔走していた
 事実などから想像するだけで
 面白い人物だったと断言できます。
 
 
 そんな義母が遺してくれたものは
 私の娘達や生徒さん達への教育観を
 大きく支えてくれました。


 その1
 夫の中高時代の「国語」の資料。
 
 
 彼が通っていたのは兵庫県にある
 私立の中高一貫男子校で、おそらく
 関西のトップ校。

  
 圧倒的に理系に強いイメージのある
 学校ですが
 実はこの学校の国語教育は素晴らしい
 ・・・はず。
 

 もう何年も前、同校の国語の名物先生が
 どう理由だか忘れましたがクローズアップされ、
 関連書籍も色々出ていたことがありました。
 (たしか、『銀の匙』の授業で有名に)
 

 義母が遺してくれていた資料もとりあえず
 全部読みましたが、どれもこれも
 時を忘れるほど読み応えのある素晴らしい
 資料でした。

 
 圧巻は卒業文集。

  
 どの子も(今はもうじーさん〜笑)
 文章がすこぶる上手い!

 
 その2
 音楽を習得させるための執念(笑)

 
 夫には姉が一人。
 義母は姉にピアノ、弟にバイオリンを
 習わせていました。


 どちらも当然専門家を目指すレベルではない
 けれど、なぜか実家にはグランドピアノがあり
 バイオリンも車が買える(どんな車かは謎)
 程度の金額のものを与えられていたようです。


 そんなに裕福な家でもなかった(失礼!)はず
 ですが、がんばりました!お義母さん。
 
 
 姉はピアノが好きだったそうですが
 弟は3歳から中学受験の時も
 大学受験の時も・・・・・・・・
 ずっと『いやいや』レッスンに通い続けた
 そうです。


 なぜなら、
 「やめたい」と訴えると
 いつも
 「じゃあ、これまでの私の時間を返して!」と
 ピシャリ(やるな〜笑)


 いかなる反抗的精神も、この一言に
 屈服させられたわけです。

 
 しかし、彼はその後現役で東大(理系)に合格。


 大学では「オーケストラ」に入り、
 あまり上手くないので「ビオラ」に
 配属されたとのこと。
 (みんなかなりの腕前なわけです!)
 

 「国語力」と「楽器習得」

 義母から学び、我が子はもとより
 生徒さん達に対しても
 私の教育観の根底にある重要事項です。



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