脳のお薬「ドーパミン」

　世の中にはたくさんの薬があります。
　それぞれ「〇〇に効く」が売りですから
　〇〇の症状がない人はどんだけ長生きしても、
　手にすることはないわけです。


　しかし、ここにすごい「薬」があります。

　　
　新薬でもなければ、高額すぎて
　手に入らないような薬ではありません。


　しかもどこに効く「薬」かというと
　「脳」
　薬の名前は
「ドーパミン」
　


　ドーパミン・・・なんとなく、
　よく聞く名前ではありませんか？


　「薬」と言いましたが、
　買ってくるものではなく
　自家製、お子さんご自身の脳内で
　分泌されるのです。


　これが分泌されると
　・やる気が起こる
　・前頭葉の働きが活発になる

　要するに、学習能力を高めるのに
　なくてはならない「薬」なのです。


　では、
　どんなとき「ドーパミンが分泌される」のか？
　それは
　ほめられたとき！
　なんですって。

　
　じゃあもう、なんでもほめとけ〜！

　それはちょっと違うようです。


　なんせ、脳からの分泌を促すのですから
　なんでもいい、ほめりゃあいいんでしょ？は❌
　

　失敗しても、成功しても
　結果だけで判断するのではなく、
　努力したこと、達成したことに対して
　ほめることが重要で、
　そうでないとドーパミンの分泌も
　期待できないそうです。
　
　
　ほめ方が難しいですかね？
　

　確かに。


　でも、チャンスはいくらでもありますよ！


　少なくとも、ピアノレッスンの中には
　山ほど「ほめるチャンス」があります。
　ピアノレッスンこそ、お子さんにとって、
　達成感の宝庫だと思っています。
　

　なぜなら、一つの曲を仕上げるのに
　たくさんの「達成すべきこと」があるからです。
　

　しかもその「達成すべき」ことが
　楽しく達成できたら、
　どんだけでも達成しようと
　思えますよね。
　


　ピアノレッスンを始めることで
　ドーパミン効果まで手に入る！
　こりゃすごいわ。