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お母さんは大変だ

 先日、昔の生徒さんに会う機会があり
 懐かしく、そして、楽しくおしゃべりしました。

 
 彼女が私の教室にレッスンに来てくれたのは
 もう、大人になってからのこと。

 
 3人姉妹の一番上。
 運動部出身で友達思いのしっかりもの。
 大学生になるタイミングで親元を離れたものの
 学生時代に突然心が折れてしまい、
 その後はずっと実家暮らし。

 
 ちょうどその頃、
 子ども時代に習っていたピアノを
 もう一度やってみたい〜となって
 私の教室に来てくださったのでした。


 もちろん今は、元気に働いています。
 が、一時は私もかなり心配しました。



 当時の彼女の印象というのは
 「親をウザがっているお年頃のお嬢さん」。
 そして、自分を持て余している
 「こじらせ女子」



 さらには
 彼女のお母さんは娘さんに「気を遣いすぎ」で、
 娘さんはお母さんやお父さんの「気遣い」が
 重たすぎて、わずらわしく思っている・・・


 私はこんなふうに思ってました。


 しかし、これが全く違っていたと、
 先日話を聞いていてわかりました。



  ・「小学生の頃もっといっぱい、
    お母さんに話を聞いて欲しかった」
 
  ・「お母さんの意見が聞きたかった」

  ・「お母さんに自分を認めて欲しかった」

 彼女はそう言っていました。
 

 そして、
 小さい頃にお母さんと
 十分なコミュニケーションがとれていたら
 自分の人生は今とは違ったものに
 なっていたはず・・・と。



 もっと早く言えば良かったのに〜〜と、
 聞いていた私は思ってしまいましたが、
 子どもの頃って、そんなこと少なくとも
 「口に出して言えない」っていうか 
 きっと、
 頭の中で自分の気持ちを
 文章化できないんですよね〜〜〜。 



 彼女の場合、
 大人になって再開したピアノを
 めっちゃ!頑張りました。


 それはもう、お母さんが
 びっくりなさったほど。
  (子どもの頃に習っていた時は、
  全然練習しなかったそう!)


 そして、発表会も。
 毎回出演して、その度
 素晴らしい演奏を披露してくれました。


 もちろん、ご両親揃って、
 聴きに来てくださいました。


 ご両親ともに、お嬢さんのピアノに感動して
 取り組みのその姿勢についても
 しっかり認めてくださっていました。



 このことをキッカケに
 彼女の心も少しずつ癒えて
 自信もつき、しだいに立ち直り、
 その後の生き方まで変わったのは
 言うまでもありません。


 
 学校のこと・お友達のこと・ゲームのこと
 なんだかんだと休む暇なく
 お子さんとのやり取りに疲れ果てている
 お母さん達!
 本当に毎日毎日、お疲れ様です!!


 でも、あと少し!です、きっと。
 今がどんなにたいへんでも
 必ず子どもが離れて行く時は来ます。

 
 だから、今はしっかり
 お子さんとコミュニケーション、とって下さい。
 今しかないんですもん。


 そのほうがきっと近道。
 

 そういえば、ついこの前、
 新聞の書籍宣伝のところに出ていた
 「見出し」が心に刺さったな〜
 
 
 『歳をとったら
  子どもは一番親しい友人と思え』って!!


 確かに!
 私はこの先、これを肝に銘じます。


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