キャー、人生をゲームに乗っ取られてる！

　子ども達の日常生活にかなりのウェイトを占めるゲーム。
　うちの教室でも問題を感じています。



　春休みもあと数日。
　長かった春休みを満喫している小６、いや、
　新中１のSくん。
　あれ〜ちょっと様子がおかしいです。


　だるそう・・・
　「眠いの？」と聞くと
　「んあ〜〜う〜ん・・・」
　半分寝てる。


　しゃべりかけていないと
　今にも椅子からずり落ちそう！


　渡辺「昨日、何時に寝たの？」
　S君 「え〜〜っとお〜〜10時に寝て、
　　　　2時に起きて〜〜6時までゲームして〜
　　　　また寝て〜さっき起きた〜〜〜」


　詳しくはこうです。

　家族が起きている間は
　ゲームばかりしていると怒られるので
　夜10時にはいったん寝ます・・・・

　
　でも実は、布団の中にゲームを隠していて
　寝ているふりをしながら布団の中でゲームをする。


　途中でそのまま寝てしまう・・・


　夜中の2時ごろに目が覚めると、もう家族は
　寝静まっている。


　そうすると、そこから起き出して
　ゲーム三昧。


　朝になる頃にはすっかり疲れて寝てしまい、
　親御さん達は寝ているS君をそのままに出勤。


　この日のレッスン時間は、春休みということで
　10時30分スタート。


　10時ごろ起きたS君は、起きてすぐ！！自転車で
　レッスンに来たわけです。


　時間ぴったりに到着したことはエライ！と、
　ほめました。


　しかし、それまでの生活を聞くと
（最近、毎回聞いてます）
　ほめられたものではありませんね。


　お母さんからは「2時間以上ゲームしないで」と
　言われているそうです。
　でも実際、この春休み中は
　家族が見ていない間、ず〜〜っと！！
　ゲーム三昧だったとのこと。
　（ほぼ1日中の時もあったそうです）

　
　貴重なレッスン時間を割いて、
　中学生になったら
　・「寝不足＝成績不振」につながる
　・誰も見ていないからといってこっそり
　　ゲームをしているのは
　「嘘をついているのと同じ」だということ・・・
　・小学校から中学校に進むのと同じように
　　当たり前のように高校に入ることはできない。
　　　　　　　　　　　　　（一般的な公立では）

　このあたりをお話ししました。
　しっかり聞いてくれたかな・・・？？
　
　さて、来週は何か変化があるでしょうか。
　様子をみていきます。