感動と関心〜チューリップの花を見て

チューリップを見て
幼児さんが言います、


A「カワイイ！」

B「この花はチューリップ
　って名前なんだよ。

　赤と黄色と白があって
　時にはいろんな色に
　なることもあるよ」


A「ふ〜〜ん」


夜空に満天の星を見たとき、

C「キラキラきれいね」

D「星はね、何億光年も前に
　爆発して光ったのが
　今ここで見られるんよ。

　すごい遠い宇宙にあるんよ」



可愛く咲く花に
カワイイなあ〜って感じて
「きれい」とか「かわいい」
とお話しする。


幼児さんなりに
感動があって、喜びがある。


この『感動』とか
『喜び』『嬉ししさ』みたいな
気持ちをぶっ飛ばして、

『知識』を話す幼児さんが
時々いる。

感じる前に　知ってしまっている。


小学生、中学生と成長してくると、
知識が 『理解』や『感動』を
より深めてくれるのだけれど、


身の回りの自然は
心を育む大事な体験

チューリップの遺伝子を知る前に
チューリップが風に揺れる姿を
見つめて欲しいなって思う。


もちろん　学習も大切で
文字、数字を覚えたり、
観念的なことも
幼児さんだって理解できる。



ピアノを弾くにも
数字は必要だし
文字も読めて欲しい。
学習、知識は欠かせない。



要は
『感じる』と『知る』のバランス。


小さい時は　まず
いっぱい感じて欲しい〜


『感じる』実体験が
たくさんあるといいなって
思います


感じて、知って、
いっぱい面白い！ってね。



お買い物で出会った知人から
お孫さんの話を聞きました。
3才の女の子、

「ママ、このお花カワイイね！」
と言ったトタン、


お花を食べちゃった！

すごっ！

そうしたら
「私もッ」って女の子のママも
お花を食べたのだ〜〜

オオーーーー！　
これまた　すごっ！

感動って　こういうこと
なんだネーーーー



『感じる』より
『知る』を優先しがちな
教育だけれど、

出発の『感動』を大事に
『関心』を深めて欲しい、
って思います〜

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