「うえのせんせに 話す〜〜」幼稚園さん

幼稚園バスで
意地悪を言われた
幼稚園のSちゃん
玄関入るなり

「あのね、〇〇ちゃんが
　こんなこと言うの・・・」

と堰を切ったように話します。

驚くような悪い言葉に
私も内心
ドキッとしながら、

「〇〇ちゃんはいけない子だね
　そんなことは言っちゃ
　いけないね」

と言う。

「あのね、
　なんどもなんども言うの・・・」

「かなしいよね。
　そんなこと、言われたら。

　そんなこと言っちゃ
　いけないよって
　教えてあげるいいね。

　Sちゃんはとても
　かしこい子だね」

Sちゃんは既に
言い返しているに
違いありません。

でも、言い返しても
Sちゃんの気持ちは
おさまらない。

「うえの先生に 話すっ！」
と言って、レッスンに来ました。


「一緒にやっつけよう〜」

やっつけるのは
悪い言葉を言った〇〇くん、、

ではなく、

悲しい気持ち。

最大に Sちゃんのことを
『大事な Sちゃんだよ』

『Sちゃんは なにも悪くないよ』

『Sちゃんは 素晴らしい子だよ』

と伝えます。

それだけ伝えると
Sちゃん、ニコッとして
スッとレッスンに入りました。

意地悪言うお子さんは
どこかで
意地悪をされている、
かもしれません。

満たされない
傷付けられている気持ちが
他の人を傷つける、

原因になっている
ことも多い。
ある意味、
被害者であるかもしれません。

私が出来ることは、
生徒さんが

『悪い事を言われる存在でない事』

『大事な存在であること』

を言葉に出して言います。
何回も何回も　言います。


親 以外の大人に
しっかり認められることは
とても大事な自信に
なります。

私の大事な『ピアノっ子』ちゃん
お話ししてくれて
ありがとうね！！

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