自己肯定感につながる「わかった」「できた」

算数がよく分からないと
補講授業を受けていたAちゃん。

今 そういう形で週１〜2回、
サポート授業をする学校が多いですね。

Aちゃんは感性豊かなお子さんで
レッスンでも自分の「弾きたい感じ」を
実現できるお子さんです。

昨年「算数わからない人がいくクラスに入ってるの」
と、そっと教えてくれた時、
〜自分はなんだか 算数ダメなんだ〜
と思っているようでした。

私は
「そのクラスに入れて良かったね！！
　これでどんどん分かるようになるね」
と返しました。

その言葉に
Aちゃんの嬉しそうな顔が
ありました。


一年ほど経って、先日Aちゃんに
「何の科目が得意？」
と質問すると・・・

なんと　 迷わず言いました。
「算数！音楽！」


算数もよく分かるようになって
自信が持てたんですね。
良かった。


〜みんながわかっている事が、わからない〜
不安ですよね。

幼くても幼いなりに
わからない事を
自覚してますから。


何となく自信がない感じが
心のどこかに
巣食ってしまいます。

全部のことが
バッチリできるお子さんは
ごく少数。

〜私は〇〇はチョット苦手だけれど
　これは出来るんだ！ 〜

〜私はピアノが得意！！〜
〜苦手があっても大丈夫なんだ！

きっとできるようになる〜
に変換していく
それをピアノでしたい　です。


何か 好きで得意な事があれば
自己肯定感も育っていく事が
できます。

生徒さんが自分に対して
『わたしはできるんだ』と
自分を信じる種が育てられる、

学校活動でない ピアノ ならば
それができる！と思います。