遊び弾きと練習の付き合い方〜ガブリエッラ・モンテロ（ピアニスト）

「遊びで好きな曲を弾くばかりで
ちゃんとした練習してないようで
困ります〜〜」

お話しくださったお母さま。
ご心配でしょうし
ちょっとじれったい気持ちですよね。

高学年になってくると
毎日の練習できる時間は
限られてきます。

そんな中で、遊び弾きしていると
つい時間が経ってしまい、
普段の練習ができなくなってしまう〜

あるある、ですね！

でも、それでは実力が付かないので、
私は生徒さんたちに

「ちゃんといつもの練習した
あとに、だったら
遊び弾きOK！歓迎！」

とお伝えしています。

自分も小学生高学年で
いろんな詩にメロディーを作り始めた時、
楽しくて楽しくて。。。

ずっとやっていました〜
ちゃんとツェルニー、ソナタ、バッハを
練習した後に！

そういう ”音楽遊び” は
良い事がたくさんあるので、
ムゲに「やっちゃダメ」と
止めてしまうのは勿体無い。

上手に練習とのバランスを取っていけば
どちらも生きてくる、
と思います。

ガブリエラ・モンテーロという
ベネズエラ出身のピアニストがいます。

随分前に読んだのですが、
彼女は小さい時から、ピアニストとしての練習をしながら
たくさんの”遊び弾き”をしていた〜と言います。

それがとても自然なことで、
やがてコンサートのアンコールに弾いた
バッハなどの古典をアレンジした即興演奏が話題になります。

私も初めて聞いた時は、おったまげました！！
ラテン味の即興は、信じられないほど魅力的。

ハッピーバースデー曲の即興です
彼女に掛かると際限なく自由な即興に〜
本日付の「うえのピアノ音楽教室」ブログをご覧くださいね！


こんな可能性もある
“遊び弾き”
練習と両立してくださいね！