楽器が進化すると演奏も進化する！

今年からレッスンに来ているSくん
音楽がとても好きなお子さんです〜
小さなキーボードで一生懸命弾いていました。

7月の発表会前に
やっぱりピアノで練習した方が良いと、
お母様がピアノをレンタルスタジオで
弾かせて下さいました。

直前の本物のピアノでの練習が効いて、
本番はしっかり鍵盤の底まで指が入り
音がずっと良く鳴っていましたネ！

お母様　ありがとうございます♪

小さいキーボードを使っているお子さんの
動画を見ていると
キーボードゆえの“クセ” が見えます。

キーボード
電子ピアノ
木のピアノ

どれも鍵盤楽器で似ています。
この『似ていて 違う』というのが
結構ヤッカイでもあります。

私も用途に合わせて全部持っているので
違いが判りますが、

・キーボードで弾いていると
レガート= 音をなめらかにつなぐ奏法　
が難しい。

どうしても音と音の間を
『耳でよ〜く聴いて』
つなぐのが大変です。

・元々 音に伸びの無いので
『音の消えていく先っぽ』が
　聞こえにくいのです。

・指先のタッチ(鍵盤を押す指)感覚が
　一律になりがちです。

理由は、
どんなタッチで弾いてもキレイな音が出る、
音色の変化に限界がある からです。

とは言え、
出発、キッカケは何でも良し！
全て無駄にはならないですからね。

でも、もしお子さんの これから続く
何十年も楽しめる音楽人生の『礎』が
今にあるならば、

どうぞ迷わず投資してあげてください（笑）
この先行投資は決して無駄にはならない、
と思います。

電子ピアノでも10万足らず、本物のピアノでも数十万。
大事なお子さんの貴重な技術が
それで培われるのです！

お子さんの『時間』は戻りません

「あの時ホントのピアノを弾いていれば。。。」
と思わない選択をしてあげてくださいネ〜