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指を広げるコツ

先日、10日のコンサートに向けてリハーサルをしました。

『〜ソプラノ松岡万希のコンサートUTAU#1〜4月10日(土)15時@マリーホール(神戸市灘区民ホール)』

楽しすぎた〜!
リハーサルで気づいたことを修正して、しっかり準備して本番に臨みたいと思います。

さて、このブログのお題は

手を広げるコツ


10日のコンサートのプログラムに、フーゴー・ヴォルフ作曲の「エオリアンハープに寄せて」という曲があります。

その中に、このような部分があります↓
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音域が10度におよぶ和音なのに、nicht arpeggieren、つまりアルペジオしないで!と注意書きがあります。
幸い私の手は大きいのです。だから、なんとかこの和音はアルペジオなしで弾けます↓
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同じ曲でも低声用の調になるとこの和音は白鍵から白鍵への10度になります。すると数ミリ幅が広くなります。そうなると届きません!

まぁ、届くけどギリギリよね。
本番の緊張感などで手が固く縮こまっていたりすると、指が広がらなくなります。

そこで、指を広げるコツです。
自分の手の骨格をイメージすることが大切だと思っています。

人間の手の骨格、ご存じですか?
こんな感じなんです↓
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この写真は、子ども向けの図鑑「人体」からスマホアプリを使って撮影したもの。子どもが面白がって撮りました。

実際に手と重ねると、こんな感じです。これも娘が撮ってました↓
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手と骨の縮尺がだいぶ違いますけどね。
そして背景の生活感はスルー!


写真を見たら、指の骨が手首の少し上くらいから5本に分かれているのが分かりますよね。
指を広げるということは、手首のあたりから手全体を広げるイメージを持つと広がりやすくなります。

扇子を広げるイメージと似ていると思います。

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以前にも紹介したかもしれませんが、また参考資料の紹介!


【ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと】
トーマス・マーク著
Amazonにありますよ〜!

この本では手の骨格について図解とともに詳細に書かれています。以下、この本から抜粋です↓

指だけを広げようと考えるのではなく、手の全体を使わなければいけません。今まで、指を「伸ばす」とか「広げる」と考えていたなら、そうではなく、「手の全体を使う」という考えかたをするだけで、和音やオクターヴがこれまでよりずっと簡単に弾けるようになります。



指の広げるコツは、手全体を広げるというイメージを持つことだと思います。

さて、練習〜!


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