音のお話③(発表会曲）

発表会まで1カ月をきり、レッスンでは仕上げの真っ最中です。
強弱や音のバランス、どんな音色を目指すのか、曲の流れをどう整えるか等々、表現したいことを音におとしこむ作業をしています。
年齢によっては具体的にお話を作ってイメージを作ることも大切な過程です。

6歳の女の子の発表会曲「妖精の踊り」の
音のお話は...
［登場人物］
春ちゃん、夏ちゃん、秋ちゃん、冬ちゃん
［設定］
今日は春ちゃんの誕生日パーティーです。
春ちゃんに内緒で他の3人で準備しています。
［ストーリー］
春ちゃんが登場しました。まだ小さいので可愛い音で登場します。続いて夏ちゃんがお姉さんらしく少し大きな音で登場し2人で仲良く手を繋ぎます。
秋ちゃんと冬ちゃんも登場し、春ちゃん以外の3人が隠れて、春ちゃんがあれ？となったところで、サプライズーと出てきてパーティーがスタートします。
そしてダンスが始まります。まずは秋ちゃん冬ちゃんペア、そして春ちゃん夏ちゃんペアです。
ちょっと恥ずかしそうに可愛い音で表現します。
その後アンコールを受けて嬉しくなりリピートして今度は自信を持った大きな音で踊りを表現します。
その後パーティーの続きをしておしまい！

レッスンで相談しながら楽しくお話を作りました。
このお話を音で伝えられるように、そして演奏する生徒さんが楽しく表現できるようにレッスンあとひと踏ん張りです！