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急成長のきっかけとなる?!楽曲との出逢い

こんにちは、梅本慧子ピアノ教室のうめもとけいこです。

今回は、急成長のきっかけと成り得る、楽曲との出逢いについてのお話です。

ピアノの上達に必要なこととして、日々の練習やレッスン内容をきちんと復習することなどが挙げられますが、私は楽曲との出逢いも大事なポイントだと思っています。

最近、それを改めて感じる出来事がありました。

私の息子の話なのですが、10ヶ月程前から通っている音楽教室で、お気に入りの曲が出来ました。
「もぐらくんのおおそうじ」という曲で、もぐらくんが来客を控えて、お部屋のお掃除をするという曲で、もぐらくんがお家の1階と2階の階段を行き来します。

ドレミファソ、ソラシドレと上ったり、
レドシラソ、ソファミレドと下りたり。

途中からは、時間が迫っていることに気付いたもぐらくんが急いでお掃除をこなすということで、テンポが速くなります。

この曲にはまった息子は、促さなくても積極的にその曲を弾くようになりました。

練習をしている時に、タタタタタンという8分音符のリズムが崩れていたので、
「あれ?今もぐらくん転んじゃったね~ 指を気をつけて動かさないとね~」と話したら、その後から自分で意識をして弾くように!
更には、うまくいかないと、自分でもう1回!もう1回とやり直す日々。

こんな日が続くこと3週間程。

指の動きがとても良くなり、上手に弾けるようになってきたのです。

積極的に練習を進める息子。
褒める私。

「今、指を気をつけて動かしてたねー!」
「転ばなかったねー!すごいー!」
「どんどん上手になってるよ!!」

そして、褒められる息子は、また練習をどんどんする。
指が動きやすくなったことを実感して、自信を持つ。

というように、見事に好循環に入り、急成長してくれました。


思えば、私も好きな曲に対しては、熱が入り、一生懸命練習に励んだものです。

小学1年生の時には、1つ上のお姉さんが弾いていたダカンの「かっこう」という曲が気に入り、1年後にその曲をコンクールで弾きました。

小学2年生の時には、その時に受けていたコンクールで金賞を取った子が弾いていた中田喜直の「エチュード・アレグロ」に憧れ、これまた1年後にその曲をコンサートで弾きました。

その後も、発表会やコンクールで先輩が弾いている曲に憧れて、それが弾けるように頑張ったものです。


昔の生徒さんでも、あまり進みが良くなかった子が、お気に入りの曲を見つけた途端、練習を良くして来てくれるようになり、急成長したケースが何例もありました。


好きな曲を見つける方法で1番良いのは、他人の演奏を沢山聴くことだと思います。

聴く機会は、発表会やコンクールはもちろん、今ではYouTubeでも色々な人の演奏を目にすることが出来ますね。

色んな曲を聴いて、気に入った曲があればそれに取り組んだり、すぐに弾けなければその後の目標にして、それが弾けるように努力を重ねる。


『好きこそ物の上手なれ』

というように、好きなことには情熱を持って取り組むので、ステップアップが期待出来ます。


当教室では、10月に発表会を予定しています。
発表会での選曲は、できるだけ生徒さんの好きな曲や気に入った曲にしたいなと考えています。


発表会だけでなく、日頃の練習曲も大事ですね。
つまらない曲を長い期間練習するのは苦痛です。
かと言って、好きな曲しかやらないということは出来ないのですが、好きそうな曲が多く入っていそうなテキストを使ったり、いつものテキストと併用して、好きな曲を取り入れたりすることは出来ます。

つまらない曲も、練習をしていくうちに好きになることもあります。
でも、練習を重ねても
「どうしてもなんか嫌。」とフィーリングが合わない曲ってあるんですよね。

お子さまがそういう状態の時は、ぜひ私に情報提供をお願いします!
そして、どんな曲が好きなのか、教えてください。


生徒さんが大好きになれる曲を見つけてあげたいです。
 
急成長のきっかけとなるステキな出逢いが訪れますように☆



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