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実行機能を鍛えて、やりたくないこともすらすらと

ぜひ、知っていただきたい脳の事を書いています
お付き合いください


前に
おんがくのトレーニングとIQの関係性について
書かせて頂きました

前回、取り上げた研究では
実行機能についても触れており

音楽トレーニングは
実行機能にもいい影響が出ています

実行機能とは
行動・思考・感情 
を制御する能力で

脳の前方に位置する
前頭前野を含む神経機構と
関係している認知プロセス

認知機能⇒実行機能(遂行機能)

認知機能(Cognitive function

     外からの刺激に対して
     記憶・思考・理解・計算・学習・言語・判断
     などをする知的な能力

実行機能/遂行機能(Executive function)

     認知した後に
     複雑な課題の遂行に際し

     課題ルールの維持や変更
     情報の更新などを行うことで

     思考や行動を制御する
     高度な認知機能

私たちには、繰り返し練習することで身につく、コアな力が必要です

科学的にはこのスキルは

実行機能
または
自己制御能力と呼ばれ
重要なことに集中し計画を立て
目標を達成することを助けてくれます

ピアノ・エレクトーンレッスンでは
楽しみながら繰り返し練習していきます


これによって
私たちは生活で起こる様々な事に対応しながら
間違うことなく生きていくことができるのですね


またこのスキルは
私たちの衝動的な行動を抑え
必要な時に方向性をただしてくれます


衝動的な行動を抑える力は
音楽トレーニングを受けた子の
マシュマロテストでも実証されましたね

幼少期を通して複雑な神経回路が構築され
脳の様々な領域に広がることにより
コアなる力が発揮できるようになります


使えば使うほど
神経のつながりは
協力で迅速なものになります

だから練習がとても大切なのですね

そして
音楽トレーニングで
脳の構造が変わるのですね

子どもの時に
コアとなる力を身につけることは
その後の人生に強固な基礎を与えてくれます


そんな力が
子ども達に
ついてほしいと
願っています

おまけ・・・
ちょっと音楽の専門的なお話です


論文の翻訳を引用すると
(翻訳:バイオラ大学 ピアノ教育学講師 河村まなみ先生)

音楽トレーニングは
複数の認知機能と
基礎となるニューラルネットワーク(神経回路網)を
利用する多感覚体験です


実際
ポリfフォニックな音楽を
読んだり、聞いたり、理解したり、演奏したりするには

音とリズムの同時処理
高次の知覚処理
細かい感覚運動が


すべて総合的に
同時にスムーズに行われることが必要です


長期的な音楽トレーニングは
これらすべての機能を
日常的に取り入れてトレーニングするため

ミュージシャンは音楽関連の能力だけでなく
関連脳作用全般のスキルも向上させるようです


したがって
ミュージシャンは
音楽の複雑な規則性と非規則性などを
感知する感覚と生産能力に優れているということが分かっています


ぜひ
お子さんにピアノで繰り返し練習することで身につくコアな力を
「やりたくないことをする力」をも
身に付けさせてあげてください


最後までお読みいただきありがとうございました



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