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どんどん増していっています。

モーツァルトでてんかん発作が減少したという研究が・・・


モーツァルトで、転換発作が減少
・サイエンス・デイリー 6/10/2020
・てんかんの患者さん13人
・モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」第1楽章
・3ヶ月間
・毎日1回聞いてもらう
・てんかんの発作
が明らかに減少した



てんかんの患者に
毎日モーツァルトの曲を聴いてもらう実験により、

「モーツァルトの曲が
てんかんの発作を減少させる可能性がある」

ことが判明しました。

この発見により、
てんかんの症状を改善させ、

患者の生活の質を
向上させられる治療法が
見つかると期待されています。

てんかんとは、

脳の神経細胞に突然発生する
激しい電気的な刺激により、
けいれんや手足の突っ張りといった
発作が引き起こされる神経疾患です。

全世界に5000万人の患者がいると推計されており、
神経疾患の中では
最も一般的なものだと考えられています。

これまでの研究により、

モーツァルトの曲とてんかんの発作の頻度には
かんけいがあることが分かっていましたが、

それが単に聴覚的な刺激の効果なのか、

モーツァルトの曲に
てんかんの発作を抑える効果があるのか

はっきりとはわかっていませんでした。


そこで、
カナダのクレンビル・ブレイン・インスティテュートの
研究者であるMarjan Rafiee氏らの研究チームは、

26~75歳のてんかんの患者13人に
モーツァルトの曲を聴いてもらう実験を行いました。

研究チームは、
まず参加者を2つのグループに分けて、

1つ目のグループには

モーツァルトの
「2台のピアノのためのソナタ ニ長調 第1楽章 K.448」
の最初の6分30秒を
3か月間にわたり毎日聴いた後、

同じ曲の
メロディーの順番を入れ替えた上に

リズムを編集した
「スクランブル版」を
同様に3カ月間毎日きいてもらいました。

2つ目のグループは

逆に、
「スクランブル版」を
3カ月間聴いてから、
原曲を3カ月間聴きました。

研究チームが実験に
「2台のピアノのためのソナタ」の
第1楽章を用いたのは、

この曲の長さがちょうどよかったことと、
過去の研究によりこの曲に含まれるリズムが
てんかんの治療に役立つ可能性が
示されていたことが理由とのことです。

実験期間中の各参加者には、

発作の頻度を記録する日誌を
作成してもらいました。

また、
治療薬が実験に影響しないように、
実験期間中は飲んでいる抗てんかん薬などを
変えないようにしてもらいました。

この実験の結果、

「2台のピアノのためのソナタ」の
原曲を聴いている最中の参加者は、
発作の頻度が明らかに少なかったとのこと。

また、
この効果は同局の
「スクランブル版」を
聴いている最中の参加者には
見られませんでした。


モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」第一楽章


てんかんで心配されている方がいらしたら、
ぜひお伝えください。


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