手指の運動はピアノ演奏には大切です

八尾市藤井寺市柏原市

ピアノ・リトミック教室

小倉美穂です



GW真っ只中ですが

今年は遊びに行けないので



生徒さんが来ない間を使って

積もり積もった資料の片付けも

お休み期間の目標です




この際だと思って

そこそこの長期戦を覚悟し

あらゆる資料を整理し始めました



手に取った茶封筒に入っていたのは

黄ばんだ楽譜と

ファイリングした雑誌の切り抜きです



音大入学前からお世話になっていた

故武田邦夫先生が

「自分の意思に従って動く指」

を作るために

ご自身の研究を基に作成された

訓練用の楽譜です



雑誌の切り抜きは武田先生が

「ピアノと手」について月刊ショパンに

連載されていた記事でした




いただいた楽譜を毎日練習し

月に一度、先生の研究室にお邪魔して

練習の成果を計測していただくのが

私には少し重荷でした





当時の私には地味な訓練曲に

面白みを感じることができなくて

決して真面目に練習していたわけでは

なかったからです




先生が突然お亡くなりになり

そのルーティンが無くなってからは

すっかりその訓練もしなくなっていました



楽譜を見直し頭の中で弾いてみて

ちょっと気になったので

30余年ぶりに弾いてみたところ

なんと、今私が指導している

生徒さん達の手指の訓練にも

ぴったりの練習です！！





先生の遺された寄稿の一部に



「自分がこんな音が欲しいと思った

とき、自分の意思に従って動いてく

れる指を持たなければならない。

知識感覚とピアノ演奏の為の手指の

運動は車の両輪のように大切なものだ。」




ピアノ指導者としては解り切った

当然のことですが

自分の姿勢を再確認する言葉と

なりました




それにしてもやばい

まだまだ山のようにある資料

何が出てくるかわからないです

この調子だといつ終わることやら




宝の持ち腐れにならないように

しっかりと頑張ります