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ピアノ楽譜、版の違い

新しい曲を決めて、楽譜を買いに行くと、色々な出版社から同じ曲が出ていて、どの版を買えばいいのか迷ってしまうことがあります。

時には楽譜店で長々と、いくつもの版を比較して、どの版を購入するか決めていきます。
何が良くて、何が悪いという事ではないにしても、出版社によって、フレージングや指使い、時に音まで!!様々な違いがあります(例えばエリーゼの為では一部の版だけ、他の版と音が違うところがあります)、。

私は自分が弾きやすい指使い、自分が納得できるフレージンぐの物、またこの作曲者にはこの版が有名という点で購入を決めます。
でも、何か判断の基準になるものがあれば、良いのに、といつも思っていたのですが、

見つけました!!

版について、それぞれの特徴や解説を書いている本

「知って得するエディション講座」 (吉成淳 著 音楽之友 出版)

著書のカバーには

「ピアノ楽譜の版の違い
そこから見えてくる校訂者の考え、時代背景・・・。
作曲家は実際にはどう考えたのか。初版は本当に正しいのか?
演奏解釈に広がる もうひとつの”学習” 」

とあります。

色々と実際の楽譜を事例に、各版の違いを述べている本です。
大変勉強になり、ためになりました。

結局はその版の違いをどう判断し、どう使うのかは、自分で判断していくことになるのと言う事。
自分にとっての正解というより、版による違いを学んだ上で、自分の演奏にどう反映していくのか、作品の理解を深めていくのか
という事なんだなと思いました。

お時間があったら、版を見比べて見てください。 結構違って面白いですよ。


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