聴くこと。
こんにちは。
アミカ芦屋ピアノ教室の藤本です。
穏やかな朝ですね。
音楽を深めていく中で、
とっても重要な「聴ける耳」。
難しい曲が弾けたり、
指が素早く動かせたり、
大きな音が出せるよりも大事な事ですが、
生徒さんに尋ねても、
疎かに考えられている事が多いです。
日々の練習で、
自分の音がどうなっているか、
思っている事ができているか、
が聞き分けられないと、
目をつぶって絵を描いているようなもので、当てずっぽうともいえる状態になってしまいます。
弾ける事で満足してしまい、
今のはどうなってた?と聞いても、
きょとんとして、
答えをわたしの表情から読み取ろうとする生徒さんもおられますが、
でもそんな時は内心は黄色信号。
「ふむ、少し聴くということに敏感になるように気をつけてレッスンしていこう。ソルフェージュを重点的にしようかな」
など、次のレッスンの計画を立てます。
この聴く事は、
手の使い方や、楽譜の読み方と同様に、
鍛えて高めていく事ができますので、
生徒さん自身も意識する事がとても大事です。
ご自宅でピアノが置いてあるのは、
どんな場所でしょうか?
テレビのあるリビングや、
ご兄弟と同じで子供部屋?
この能力を高めるのに一番まず大事なのは、
静かな場所でピアノを弾く事なので、
是非いい環境に設置してあげて欲しいです。
ピアノの音は、ドやレなどの高さ以外の沢山の要素を含んでいますので、
それを聞き取れる場所で、
是非練習してくださいね。
耳を閉じて練習している、
なーんて無駄がうまれないように…
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