生で聴く音楽の魅力

日曜日は演奏会を聴きに東京まで行ってきました。

「わざわざ？？」と言われそうですが、その編成では日本初演、関西ではまず聴くことのできないプログラム。
今はCDや配信、YouTubeで気軽に音楽を聴ける時代ですが、生で聴く感動には代えられません。

学生のとき、名ピアニスト(リヒテル、ニコライエワ、アルゲリッチなど)の演奏を聴きに行きました。(貧乏学生なので一番安いチケットで)
もちろん、曲の細部まで覚えているというわけではありませんが、そのときの感動は何十年経った今でも身体の中に残っています。

反対に、「いつかは」と思っていた演奏家が亡くなって二度と聴けなくなってしまったりも。

コロナ禍で、そんな昔のことを思い出し、同じ時代を生きている演奏家の演奏はできるだけ聴いておきたいと思うようになりました。

行きの新幹線がトラブルで遅れてヤキモキしましたがなんとか開演時間に滑り込み、素晴らしい演奏を聴けて東京まで行って良かったです。

来週はいよいよ発表会ですが、生徒さんには自分が弾くだけでなく、他の人の演奏もしっかり聴いて楽しんでほしいなと思います。