ある生徒さんのレッスン

今回はNakazonoピアノ教室に昨年入会したある生徒さんのレッスンについて。

やはり発表会に全力で取り組めた生徒さん達は何かを得て、今でも勢いそのまま、レッスンに通ってきています。

その1人、小2の男の子。

Nakazonoピアノ教室の昨年の発表会が終わった直後、8ヶ月後の次の発表会で「エリーゼのために」が弾きたいと言ってきたので...

私:
「このバイエル(渡したばかり)が終わったら弾けるよ〜」

小2くん:
「えーっと...何曲あるんだろう？」

すぐに計算し始めました。(素晴らしい〜)

割り算を少し手伝ってあげて、「1週間に2〜3曲」というハードな目標が立ちましたが、毎週よく練習してきて、なんだかんだ計画通りに進んでいるのではないでしょうか。

「練習好きなの？お母さんに言われてやるの？どうしてこんなに頑張れるの？」

と質問すると、毎朝必ずお母さんにピアノを弾くよう言われて弾くそうで、

「あのね、僕のママ、ぜーったいにピアノの事忘れないの。うちにピアノがあるからさぁ、いやでも目に入っちゃうんだよ〜。」

...と
不謹慎ながら爆笑してしまいました。

「お母さんに言われて、練習嫌だなーって思う日はないの？」

と聞くと

「練習は嫌だけど、自分のためにやってる。だって上手くなりたいから」

だそうで。。。(感動)

ちなみにこの生徒さん、最近入った塾でも、成績優秀者で表彰されたらしいです。

たぶん何かを達成するためには、それ相応の努力が必要だという事が分かっているのでしょうね

そして勉強でもピアノでも、同じ方法で高い成果をあげられるのだと思います。

目標通り、「エリーゼのために」が弾けるのか...

Nakazonoピアノ教室の発表会が3月あるので楽しみです。
乞うご期待！！

そしてもう一人。こちらも新人の小1さん女の子。

最初の教材「メトードローズ」の時から、毎週出した宿題は完璧に弾いてくるのが当たり前さん女の子。

最近バイエル下巻とプレインベンションに進みました

レッスンではいつも素晴らしい出来なのですが、お母様曰く、毎日の練習は「戦争」だそうで...
(他にも戦争が勃発している親子がいたような...笑)

この前は喧嘩が激し過ぎて、ついにお父様から

「いい加減にしろ！もうピアノ辞めろ！！」

と言われてしまったそうです！

次の日に

「続けさせてください」

と謝って事無きを得たようですが。。笑

できないのが悔しくて、泣いたり怒ったり...

そんなに一生懸命できるって素晴らしいですが、一緒になって頑張って下さっているお母様が少ーし心配です。。(時には休戦してくださいね〜)

このように最近、頑張っている生徒さんが増えてきたので、嬉しくなってご紹介しておりますが...ご安心下さい。笑
調子よく頑張れている生徒さんと同じだけ(それ以上かも..)、そうでない生徒さんもいます。

長いピアノ人生、誰にでも必ず波があります。

次回は、そんな長ーいスランプからようやく抜け出た生徒さん、一度は辞める決意をした生徒さんの復活劇をご紹介したいと思います