コンクールに挑戦した生徒さんたちのこと
Nakazonoピアノ教室には昨年7月の発表会が終わってから、一斉にソナチネとバッハインベンションに進んだ生徒さん達が3名程います。
ピアノを習い始めて2〜3年目の生徒さん達なので、なかなかの進度ではないでしょうか。
今回はこの3名の事についてブログに書きたいと思います。
Nakazonoピアノ教室では、バイエル(下巻のみ)が終わった後は、基本下記4冊の本を並行して進めていきます。
①テクニック本
②ツェルニー(ツェルニー100番→30番→40番...)
③バッハ系(プレインベンション→インベンション→シンフォニア...)
④曲(ブルグミュラー→ソナチネ→ソナタ...)
上記の「プレインベンション」を、1〜2週間に1曲のハイペースで仕上げてきたツワモノ達にも、やはりバッハインベンションは強敵らしく
「トリルが難しくて出来ない〜」
「今日こそ丸もらって帰らないと、お母さんに怒られる〜」
と、ワーキャー言いながら頑張っています。
ただ、苦戦しながらも皆バッハは好きなようで、プレインベンションで培った基礎もあるため、仕上がってくるとうっとりするような音楽的なパッセージを奏でたりします。
先週、短調のインベンションを素敵に仕上げた小2さんに
「〇〇ちゃんの人生は楽しい事ばっかり〜!って感じなのに、どうしてこんなに切ない音楽ができるんだろうね」
と聞いてみると
「えー嫌なことあるよ!この前ママとジェットコースター乗った時、怖くないって言われてたのに超怖かったし〜」
と、平和な答えが返ってきました〜
そしてその内の一人は、将来を見据えて楽典の勉強も始めました。
本人の「学びたい意欲」が溢れ出ているため、私がレッスンの最後の5分で、新しい単元の要点を「ササーっ」と(本当に早口で「サササーー!」っと。笑)説明するだけで、次の週には問題を全て解き自分で丸付けをして、分からない所だけ質問する、という素晴らしい好循環がうまれています。
(お母様からは「毎日戦争です」というお声も頂いてますが...お母様あっての好循環でございます)
まだ勉強を始めて1ヵ月たってないのに、非常に綺麗な楽譜を書いてきて(確実に私より上手!)、末恐ろしさを感じさせてくれます。
さてさて本題ですが..
Nakazonoピアノ教室では、昨年コンクールに挑戦している生徒さんが4人いまして...
クラコンを受けている2人は既に予選を通過し今月末に本選を控えていて、あとの2人は11月の教育連盟に向けて準備を進めています。
クラコンを受けるのは、コンクール初挑戦の年長さんと小2さん。
本当に良く頑張っています
挑戦するからには全国大会狙うよね、とかなり難しめの曲を渡したため、恐らく初めて
「やってもやっても次から次に課題を出され、しかもすぐには出来るようにならない課題が山積み・・・」
という思いをしていると思います。
どちらの生徒さんも、家で泣きながら朝に夜に(時には1日3回も!)練習していると聞き、お母様の労力も大変なものだろうと少し心配もしているのですが...
初めてのコンクールだし、広い世界を見て、意識に何らかの変化をもたらせれば...
と思って勧めたコンクールですが、どうせやるのであれば全力で取り組んで、今の限界を越えなければ意味がないので、私としては最後まで子供の可能性を信じて、妥協せず、要求を落とさず、でやっていこうと思っています
クラコン組と比べると、教育連盟組は小学校中学年〜高学年という事と、コンクール経験者という事もあって、コンクールに対する意気込みは慣れたもので
「どうしたら自分の演奏がもっと良くなるのか」
という姿勢でレッスンに臨んでいて、それを貪欲に吸収して帰ろうという姿勢が見えて、とても頼もしいです
やはり経験の差は大きいですね。
そして特に、挫折の経験を前向きに捉えられた人は、大きく成長しますね
教育連盟を受ける小6さん。
課題曲のベートーヴェンソナタについて
「若々しい曲だね。何歳位の時に作ったんだろうね〜」
と何気なく私が言うと、即座に
「たしか25歳の頃...」
と!!
この生徒さん、今年の発表会でショパンのワルツを弾いた時も、学校の図書館でショパンの名曲の解説が載っている本を借りて、曲の背景やショパンの生涯を勉強していました。
さらに楽譜にはいつも、私がレッスンでサラッと言った事や、言った覚えのない(覚えてない)書き込みまでしてあったりして...
あまりに素晴らしい書き込みがちょこちょこあるので、別の先生に習っているのではないかと怪しみ(笑)聞いてみると、楽譜の巻頭にある解説だったり、練習中に自分で思いついた事を書き込んだりしているとの事で...
私がそういう風に、自らピアノを学び始めたのはつい最近な気がするのでカゼ、一体この自主性はどこから出てくるのだろう...と感心しきりです
こうなると成長が加速しますね
それぞれのコンクールへの挑戦。
何とか努力が実を結ぶ事を願いつつ、今週も鬼の仮面をかぶって待っています
ピアノを習い始めて2〜3年目の生徒さん達なので、なかなかの進度ではないでしょうか。
今回はこの3名の事についてブログに書きたいと思います。
Nakazonoピアノ教室では、バイエル(下巻のみ)が終わった後は、基本下記4冊の本を並行して進めていきます。
①テクニック本
②ツェルニー(ツェルニー100番→30番→40番...)
③バッハ系(プレインベンション→インベンション→シンフォニア...)
④曲(ブルグミュラー→ソナチネ→ソナタ...)
上記の「プレインベンション」を、1〜2週間に1曲のハイペースで仕上げてきたツワモノ達にも、やはりバッハインベンションは強敵らしく
「トリルが難しくて出来ない〜」
「今日こそ丸もらって帰らないと、お母さんに怒られる〜」
と、ワーキャー言いながら頑張っています。
ただ、苦戦しながらも皆バッハは好きなようで、プレインベンションで培った基礎もあるため、仕上がってくるとうっとりするような音楽的なパッセージを奏でたりします。
先週、短調のインベンションを素敵に仕上げた小2さんに
「〇〇ちゃんの人生は楽しい事ばっかり〜!って感じなのに、どうしてこんなに切ない音楽ができるんだろうね」
と聞いてみると
「えー嫌なことあるよ!この前ママとジェットコースター乗った時、怖くないって言われてたのに超怖かったし〜」
と、平和な答えが返ってきました〜
そしてその内の一人は、将来を見据えて楽典の勉強も始めました。
本人の「学びたい意欲」が溢れ出ているため、私がレッスンの最後の5分で、新しい単元の要点を「ササーっ」と(本当に早口で「サササーー!」っと。笑)説明するだけで、次の週には問題を全て解き自分で丸付けをして、分からない所だけ質問する、という素晴らしい好循環がうまれています。
(お母様からは「毎日戦争です」というお声も頂いてますが...お母様あっての好循環でございます)
まだ勉強を始めて1ヵ月たってないのに、非常に綺麗な楽譜を書いてきて(確実に私より上手!)、末恐ろしさを感じさせてくれます。
さてさて本題ですが..
Nakazonoピアノ教室では、昨年コンクールに挑戦している生徒さんが4人いまして...
クラコンを受けている2人は既に予選を通過し今月末に本選を控えていて、あとの2人は11月の教育連盟に向けて準備を進めています。
クラコンを受けるのは、コンクール初挑戦の年長さんと小2さん。
本当に良く頑張っています
挑戦するからには全国大会狙うよね、とかなり難しめの曲を渡したため、恐らく初めて
「やってもやっても次から次に課題を出され、しかもすぐには出来るようにならない課題が山積み・・・」
という思いをしていると思います。
どちらの生徒さんも、家で泣きながら朝に夜に(時には1日3回も!)練習していると聞き、お母様の労力も大変なものだろうと少し心配もしているのですが...
初めてのコンクールだし、広い世界を見て、意識に何らかの変化をもたらせれば...
と思って勧めたコンクールですが、どうせやるのであれば全力で取り組んで、今の限界を越えなければ意味がないので、私としては最後まで子供の可能性を信じて、妥協せず、要求を落とさず、でやっていこうと思っています
クラコン組と比べると、教育連盟組は小学校中学年〜高学年という事と、コンクール経験者という事もあって、コンクールに対する意気込みは慣れたもので
「どうしたら自分の演奏がもっと良くなるのか」
という姿勢でレッスンに臨んでいて、それを貪欲に吸収して帰ろうという姿勢が見えて、とても頼もしいです
やはり経験の差は大きいですね。
そして特に、挫折の経験を前向きに捉えられた人は、大きく成長しますね
教育連盟を受ける小6さん。
課題曲のベートーヴェンソナタについて
「若々しい曲だね。何歳位の時に作ったんだろうね〜」
と何気なく私が言うと、即座に
「たしか25歳の頃...」
と!!
この生徒さん、今年の発表会でショパンのワルツを弾いた時も、学校の図書館でショパンの名曲の解説が載っている本を借りて、曲の背景やショパンの生涯を勉強していました。
さらに楽譜にはいつも、私がレッスンでサラッと言った事や、言った覚えのない(覚えてない)書き込みまでしてあったりして...
あまりに素晴らしい書き込みがちょこちょこあるので、別の先生に習っているのではないかと怪しみ(笑)聞いてみると、楽譜の巻頭にある解説だったり、練習中に自分で思いついた事を書き込んだりしているとの事で...
私がそういう風に、自らピアノを学び始めたのはつい最近な気がするのでカゼ、一体この自主性はどこから出てくるのだろう...と感心しきりです
こうなると成長が加速しますね
それぞれのコンクールへの挑戦。
何とか努力が実を結ぶ事を願いつつ、今週も鬼の仮面をかぶって待っています
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