日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

和歌山市 ピアノ教室 千田和美

  • 大学の卒業演奏会へ 

    同志社の卒業演奏会に行ってきた。 大学の卒業演奏会というものは、なかなか聞き応えがある。 大学生活の集大成として、みんな1年間をかけて勉強してきたものを披露するから当然だ。 そして、そこには純粋で真剣な音楽がある。 子供でもなく、かといってまだピアニストでもない。 音楽大学への道を選び、そこで学んだ4年間の時間、練習、思い、経験全てが現れる。 こちらも、その生徒の4年間を知っている場合は特に、感無量になる。 共に乗り越えてきたことがあるから。 ピアノに向かっているだけのレッスン時間では... 続きを読む

    2018年3月3日

  • 興味を持つ

    子どもが 「興味を持つ」 ことは、 「無敵」 だと思う。 「興味を持って」いれば疑問を持つ。 「興味を持って」いればすぐ覚える。 簡単に言うと 「興味を持って」いれば「伸びる」。 ところが最初から興味がある子は稀で、ピアノの場合は特に始める年齢も小さいので、習いに来てから興味を持つことの方が多い。 ここが私たち指導者にとって難しいところだ。 「音や技術を教える」ことももちろん難しいのだが、「興味を持たせる」ことはもっと難しいと、私は思う。 幼児を教えるときは本当に頭を悩ませる。 ... 続きを読む

    2018年2月28日

  • 大学の卒業演奏会

    大学で教えている私の生徒が、卒業演奏会に出演することが決定した。 本人から泣いて電話がかかってきて、私も一緒に泣いてしまった。 実はこれはとても喜ばしいことで、なぜって、卒業試験の結果により、たったの2名しか出られないからだ。 なので、卒業試験の1位か2位ということになる。 真面目にピアノに取り組んで来た子なだけに、最後の最後にそのような結果を残すことが出来て、本人はもちろん、私も同じくらい嬉しかった。 大学生活の最高のご褒美になった。 何の世界でもそうだが、「監督」や「コーチ」にとっても... 続きを読む

    2018年2月22日

  • 譜読み

    新しい曲を見ることを「譜読み」と言うが、これが得意な子とそうでない子がいる。 「弾けてきたら楽しい」タイプと 「弾けてくるまでが楽しい」タイプ。 4月にわがポプラの会の発表会があるのだが、一人の生徒がそのための曲を選んでいたら、どれも帯に短し襷に流しでなかなか決まらず、毎週レッスンで 「うーん、やっぱりこれも簡単すぎるわね〰。あれに変えましょうか」 という感じなり、結局毎週「譜読み」をしなければならない羽目になった。 今日のレッスンで、また新しい曲を見てきたその子に 「毎週毎週譜読み... 続きを読む

    2018年2月11日

  • 音を楽しむ

    久しぶりに、ものすごく小さな子供さんのレッスンをしている。 ピアノを弾いたことがないし、当然ドレミもよくわかっていない。 さぁ、どうしよう? どうやって音を楽しんでもらおう? 日本語で説明も出来なければ説明するようなものでもない。 理屈ではないのだ。 今から「感性」を育てる。 まずはそこだ。 幸い、リトミックを少しやってくれていたお陰で「音」や「リズム」には親しみがある。 これもとても大切だ。 レッスンしながら、とにかく楽しんでいるかどうかを確認しつつ、色々と一緒にやっている。 ... 続きを読む

    2018年2月4日

  • 手を丸く

    小さなお子様、初心者の生徒さんには 「手を丸くしましょう」 とよく言うことがある。 昔、自分も言われていた。 とにかく、指が真っ直ぐになってしまったり、指の付け根が凹んでしまっておかしな手の形になったりするのがダメなのだが、これが、全て一様に 「手を丸くしましょう」 も違うと思う。 どうして丸くしないといけないのか。 もしかして「丸く」する必要はないのではないか。 丸くするとどういうことが起こるのか。 など、全てを説明する必要があると思う。 要は、これは 「腕の重みを指で支える」 ... 続きを読む

    2018年1月30日

  • ヤマハ ピアノ コンペティション

    ヤマハピアノコンペティションで、生徒さんの演奏の後のゲスト演奏をさせてもらうため、海南まで向かった。 ほとんどがショパンのプログラムにした。 ワルツは子犬のワルツを含む4曲、ノクターン、幻想即興曲、エチュード。 あとはモーツァルトのトルコ行進曲、ファンタジーやドビュッシーのアラベスク。   小品ばかりだが、それはそれで難しいものだ。 子供たちに「憧れ」てもらわないといけないし、かと言ってものすごく難しそうに弾くと「私には無理」と思われる。 「いつか弾いてみたい」 「こんな風になりたい」 と... 続きを読む

    2018年1月25日

  • 普段の練習

    娘は、アジア大会も無事に終わり、すっかり普段のピアノの練習に戻っている。 というか、戻っているならまだいいかもしれないが、なんとなくコンクール前よりもしていない気がする。 あれ?と思う。 小さくても賞が取れて、 自信もついて、 益々ピアノに向かうようになるのかと思いきや、 あれ? やっぱり子供なのね。 「練習は嫌」だから「しない」。 これは子供。 「練習は嫌」だけど「する」。 のは大人になってきてるということ。 我が娘はまだまだ子供であった。 さぁ、またあの手この手で練習す... 続きを読む

    2018年1月19日

  • ショパンコンクール in ASIA アジア大会

    とうとう終わって、帰路についている。 娘は昨日アジア大会で弾かせてもらい、何の賞もいただけなかったが、本当にいい勉強をさせてもらった。 全国から先に進めたことだけでも、かなり自信に繋がったと思う。 そして、子供はとにかく「自信をつけること」が何よりも大切な伸びるための要素になると思う。 娘は少し顔が変わったように思う。 あれだけ練習して、お正月であろうと元旦であろうと練習して、いとこが遊びに来ていても練習して。 その時はさすがにくたびれた顔をしていたが、全国でけっこう思うように弾... 続きを読む

    2018年1月8日

  • ショパンコンクール in ASIA 

    娘がショパンコンクール in Asiaに出場して全国大会に進んだので、昨日から東京に来ている。 そして、昨日全国大会で演奏して有り難いことに賞をいただき、アジア大会に進むことになった。 舞台袖で聞いていたが、冷静な耳で聞いてもなかなか音楽的な演奏だった。なので私はもう充分満足であったが、やはり娘はなんとかしてどれでもいいから(笑)賞が欲しかったようだ。 頑張って来てるのを見てるだけに、やはり喜ばせてやりたい気も沸いてくるが、今回は全国大会止まりでいいという冷静な思いもある。 あくまでも私の意見... 続きを読む

    2018年1月6日

  • 日本クラシックコンクール 全国大会

    今日は、日本クラシックコンクールの全国大会の審査で大阪に出向いた。 中学生の女子の部。 ここのコンクールは、男子と女子にグループが分かれていて、とても有難いと感じている。 中学生にもなると、体格からしてやはり差があるから。 それはさておき、やはり全国大会。 中学生と言えどもなかなかスゴい演奏が続いた。 最初の1年生のグループで、なんとすでに私は満点をつけてしまっていたが、第4グループまで聴く間に、私の中の1位から5位はかなり変動した。 というくらい、驚くべき才能を感じさせてくれる中学... 続きを読む

    2017年12月27日

  • 大学の試験 専攻生

    昨日と今日、同志社女子大学の試験のため出掛けている。 先日は副科だったが昨日からは専攻生。 ピアノのために大学に通っている生徒たちの試験。 私も鮮明に覚えているが、大学の実技試験は本当に音楽大学に通っている学生にとっては試練の日だった。 アイススケートじゃないが、一度しか弾かせてくれない。 その何分間かの曲を上手に弾くために、何ヵ月も練習してきた。 そして、たった1回。 そこでミスすると、それまでの練習が水の泡になる。 という気持ちで弾くと余計にミスするので、そこは出来るだけ考えない... 続きを読む

    2017年12月24日

  • 大学の試験

    昨日は同志社女子大学の試験日だった。 副科と言って、専攻は他の科目だったり他の楽器だったりするが、ピアノも授業としてとっている生徒のための試験。 これが、中には驚くほど上手で、ピアノ専攻に転科出来るのでは?と思うくらいの生徒がいる。 ただ単に指がミスなく動いている、というのではなく、音楽的な表現も専門的だったりする。 今までずっとピアノは続けていてレッスンは受けたいが、他にもやりたいことがあったり、仕事としては他のことに魅力を感じるから、専攻としてはピアノ以外をとっているのだろう。 ... 続きを読む

    2017年12月21日

  • 桐朋のクリスマスコンサート

    今日、大阪で桐朋の音楽教室のクリスマスコンサートがあった。 1部は子供たちの合奏や合唱。 2部は桐朋の教授の法倉先生のレクチャーと、同じく桐朋のピアノ講師の川村先生のピアノ演奏。 そして3部は、希望者による生徒のピアノ演奏。 それぞれとても楽しくて良かったが、2部の川村先生の演奏が素晴らしかった。 若い頃からとても優秀で、確か大学生の頃にも一度クリスマスコンサートで演奏してもらったことがあった。 その彼が、文字通り出世して、今や桐朋の大学で講師をしている。 小柄な身体から、どうして?と... 続きを読む

    2017年12月17日

  • 脱力

    私は、生徒にも、そして審査員をしているときの出場者への講評にも、とにかく「力を抜きましょう」と言ったり書いたりする。  とにかく「脱力」が大切。 特に女の子は。 男子は力ずくで弾けたりするが、女子はそういうわけにはいかない。 力を抜かないと、「早く」も「強く」も弾けない。 そして「弾き続けられない」。 ところが、「力を抜いて弾けてる子」のなんと少ないことか。 最初が肝心なのだ。 途中から「抜きなさい」と言ったって、どうすれば抜けるのかが分からないのだから。 幼いとき、ピアノを習い始... 続きを読む

    2017年12月14日

  • 和歌山で読売交響楽団

      ものすごく貴重な演奏会が和歌山であった。 読売交響楽団の演奏会。 ピアノは仲道郁代さん。 指揮は川瀬賢太郎さん。 川瀬賢太郎さんという人の指揮は初めてだったが、これが素晴らしかった。 プログラムはベートーベンの「運命」。 定番中の定番だが、こんなに魅力的な作品であったのかと改めて感動させられた。 指揮ありきのオーケストラ。 指揮によって、同じ作品でも数倍にも数十倍にも魅力的に変化する。 川瀬賢太郎さんは、若い方だったけど本当に素晴らしかった。 この人の指揮なら、どんなオケで... 続きを読む

    2017年12月8日

  • マリンバのリサイタルの本番

    例年のごとく、今年もまた波木さんのマリンバとのリサイタルの伴奏をさせていただいた。 少しカジュアルなリサイタルで、クリスマスの曲や映画音楽も取り混ぜてのプログラム。 彼女は、今年そのようなプログラムのリサイタルを年に4回も開催した。 毎季節。 皆さまに、気軽に音楽を楽しんでもらおうというその姿勢が、すごい。 彼女らしい素朴なおしゃべりも、きっと聴きに来られる皆さまは楽しみにされているのだろう。 見習わなければ、と思う。 やっぱり、まずは楽しんでもらわないとリサイタルは成り立たない。... 続きを読む

    2017年12月4日

  • グランドピアノ

    頑張っている生徒の一人が、やっとグランドピアノを手に入れられることになった。 最近特に頑張っている子で、昨年はピティナで全国大会にまで進んだ子なだけに、早くアップライトからグランドにしてあげてほしいと思っていた。 ことあるごとに「出来るだけ早くグランドピアノで練習させてあげてください」とご両親にお伝えしていたら、購入を頑張ってくださり、大阪に探しに出掛けたりしてくださっていた。 ところが、そんな折、なんと裏のお宅の方が「もう弾かないから」と、自宅に置いてあるグランドピアノを譲ってくださ... 続きを読む

    2017年11月30日

  • ショパンコンクール in ASIA

    一昨日から、ずっとショパンコンクールの日々を送っている。 一昨日は娘のショパンコンクールの受験のために神戸へ、そして昨日は行けなかったけれど生徒がショパンコンクールの大阪大会を受験、そして今日は私がショパンコンクールの審査をするために大阪へ。 娘が弾くときは足台を設置しに舞台へ上がり、そして昨日は結果をドキドキして待ち、そして今日は1日中頑張っているみんなの演奏を審査させてもらった。 まさにそれぞれのショパンコンクール。 娘はお陰さまで全国大会へ進出でき、生徒も一人は全国大会へ、そして... 続きを読む

    2017年11月26日

  • チェロのリサイタル

    チェリスト アントニオ・メネセスのリサイタルにメディアアート・ホールに行ってきた。 ピアノは田村響さん。 二人とも、素晴らしかった。 一人一人のクオリティももちろん世界のトップクラスな上に、二人のデュオの完成度というか美しさは、まさに「うっとりと惹き込まれる」感じだった。 音楽は、国籍も、年齢も、性別も、全てを乗り越える。 どうして言葉では通じないのに、これほど音楽で伝えられるのか。 しかも、ごくごく自然に。 ただしゃべっているかのように。 メディアアート・ホールも、小さいながら... 続きを読む

    2017年11月20日


↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ