日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

オリンピック音楽部門優勝者?!

2020年に東京で開催されるオリンピックについて、最近よく語られるようになりましたね。

さて、オリンピックとは、もともと古代ギリシャ人が、オリンピア祭の余興として催した運動・詩・音楽など各種の競技を行うイベントでした。

「運動競技」についてはピンと来るのですが、「詩・音楽」については、近代オリンピックのイメージを持つ私たちからは遠いかも知れませんね。

古代オリンピックの演目に「芸術競技」「音楽競技」が加わったことは、実は、皇帝ネロの第211回(67年)オリンピック参加に端を発します。その年には、音楽競技、悲劇上演が初めて行われました。

ネロは、音楽、詩、競技を愛好し、自ら詩をつくっていた人物です。このネロが、自らの希望のもとに、オリンピックに音楽競技を加え、演劇(悲劇)と歌で勝利したという記述が残っています。

ネロが、それまでになかった音楽競技をオリンピックに加えたことは分かっていますが、自分のために、「四年に一度」というルールを破って開催された年があることなどから、彼がかなり強引であったことが伺えます。

「ネロ 皇帝にして神、芸術家にして道化師では、音楽コンクールを演目に入れ、両部門で勝利の栄冠を勝ち取った」という記録を読んだことがありますが、「両部門」というのは「戦車レース」と「芸術演目」のことです。

彼は、戦車レースにおいても優勝者として記録されていますが、実際は戦車から落下して脱落したようです。これは、ローマ皇帝の権力と、不公正極まりない当時のオリンピック委員会(?)の実態を語るものです。

優勝したネロの歌唱力については諸説あります。

「牝牛よりひどい声をしていた」と書かれてある文献も残っていますが、実際は、彼が歌っている間に、あまりの退屈さに眠ってしまう人がいたそうなので、単に「凡庸」であった可能性もあり真実は分かりません。

歌唱力のレベルがどうであれ、彼の開催する演奏会(ワンマンショー)においては、途中退出が認められていませんでした。

それで、「死んだふりをして、棺に入って演奏会場を脱出した人もいた」とのことですから、やはりひどい歌声だったのかったのかも知れません!(笑)

また、途中退席が許されなかったため、客席で出産してしまった女性もいるんですよ!

当教室へのお問い合わせにつきましては、レッスン中で電話に出られない時間帯が多いため、090-9326-9217宛に、SMSにて、連絡のつくメールアドレスをご通知頂くなどお願いしております。

また、下記URLをコピーペーストして「ピティナ(全日本指導者協会)」検索ボックスに貼りつけると、電話またはオンラインで体験レッスンなどを申し込むことが出来るページに行きます。https://teacher.piano.or.jp/105458 ぜひお試し下さい!


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓
↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント