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シリアの女性たち

先日、4世紀に描かれた一枚の絵画を見る機会がありました。

それは、四人のシリア女性を描いたものでしたが、私は最初にそれを見たときに、「料理をしている光景」と思いました。

真ん中の女性が、テーブルの上に並べられた八個の器を、箸でかき混ぜているように見えたので、器の中に入っている物は食べ物だと思い込んだのです。

左端には棚のような物が置いてあり、別の女性がその裏で何かをしているようでしたので、「食器を用意しているのだろう」と、勝手に想像してしまいました。

ところが、よく見ると、彼女の隣にいる別の女性が手にしている「二本の棒」は、キッチンツールにしては太過ぎることに気付きました。

また、右端に立っている女性の前に置かれている「網」のような物は、人間の背の高さくらいあるので、野菜をすりおろすには使い勝手が悪すぎます。

それで、改めてその絵を見直したところ、真ん中の女性の前にある器は「打楽器」であること、左端にある棚のような物は「パイプオルガン」であること、太い二本の棒は「管楽器」であること、背の高い網は「ハープ」であることが分かりました。

BC3世紀頃アレクサンドリアの技師クテシビオスが、水圧を使ったヒュドラウリス(水オルガン)を発明しましたが、4世紀にはふいご(風圧)を使うオルガンが現れました。この絵画の中に描かれているオルガンは、風圧を使っている物のようです。

欧州にオルガンが普及したのは、757年に東ローマ帝国の皇帝が、フランク王国であったピピン王にオルガンを贈ったことが契機であると言われているので、それ以前のシリアでパイプオルガンが演奏されていたとは知りませんでした。

いつの時代にあっても、又、どこの国でも音楽は愛されていますよね!

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