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ロッシーニとヘンデルの食生活

皆さん、こんにちは。昨日は、ヘンデルの食べっぷりにロッシーニが驚いたという逸話について書きました。このロッシーニはオペラ作曲家で、音楽史上、最大の美食家・大食漢として知られています。このロッシーニを驚かせたというのですから、ヘンデルもまた、彼と並ぶほどのグルメだったに違いありません。今日は、この二人の音楽家の食生活について見ていきたいと思います。

まず、ロッシーニについてです。彼は7歳の時に、友人と教会の聖具室に忍び込み、礼拝用のワインを飲み尽くすといういたずらをしたというエピソードが伝えられています。また、彼の大好物のトリュフを、「きのこのモーツァルト」と呼んでいたそうです。彼は40代で早々に音楽界から引退し、美食とワインに情熱を注ぎ、晩年の10年間は毎週末、晩餐会を主催していました。

一方、ヘンデルについては、彼の美食家で大食漢であったことによる体質の特殊性は、彼の性格の特殊性と同じくらい大きいことを考慮するべきだったと言われています。ヘンデルはローマでルスポーリ侯爵の宮殿に滞在していました。彼はルスポーリ侯爵に雇用されていたわけではなく、ある種の食客として新作の提供を条件にルスポーリ邸に住み込んでいたようです。彼がルスポーリ邸を去る際に、ヘンデル氏一行の食費として、なんと38.75スクードが計上されています。当時の楽器奏者の年俸が10スクード程度というのですから、これは大変な金額なのです。

ヘンデルは1752年に完全に視力を失いました。そのことが彼のその後の人生に大きな影響を与えたことは言うまでもありません。視力低下と食生活が関係していたかどうかについては諸説あります。ヘンデルに関する次回のブログ記事では、彼の視力について見ていきましょう。皆さま、良い一日をお過ごしください。

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