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ダブリンでのヘンデル

皆さん、こんにちは!ヘンデルの代表作の筆頭に挙げられるものは、何と言っても「メサイヤ」ですよね!「ハレルヤ、ハレルヤ」という歌詞とメロディーは、きっと皆さんも一度は聞いたことがあるでしょう。

ヘンデルは1741年の秋のシーズンにダブリンに招聘され、そのために一気に「メサイア」を書き上げました。彼はこのダブリンへの演奏旅行に、完成したばかりの「メサイア」を携えていきました。しかし、この演奏旅行では「メサイア」が演奏されることはなかったのです。当時ロンドンでは、聖書に題材をとったオラトリオをオペラ劇場で演奏することに対して教会から批判の声が上がっていたという事情に照らし合わせると、キリスト教の中心主題であるイエス・キリストの物語を興行のネタにすることに慎重になったからではないかと考えられます。

結局、初演は翌年の1742年4月13日、ダブリンで病院の支援と囚人の慰安のための慈善演奏会で行われました。この公演は大成功を収め、公開リハーサルで得た大きな評判により、本番では通常600人収容の会場に700人が詰めかけたそうです。「メサイヤ」はこのダブリン滞在中にもう一度、6月3日にも上演されています。

次回のヘンデルに関するブログ記事では、「メサイヤ」についてもう少し詳しく見ていきましょう。皆さま、良い一日をお過ごしください。

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