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ショパンの誕生日謎解き:真実は2月22日ではない?

皆さん、こんにちは!今日は2月生まれの作曲家たちを紹介します。

フリッツ・クライスラー(1875年)、フェリックス・メンデルスゾーン(1809年)、ルイジ・ボッケリーニ(1743年)、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685年)、ジョアキーノ・ロッシーニ(1792年)など、豪華な顔ぶれです。

しかし、この中には1810年2月22日生まれとされているショパンが含まれていません。その理由は何でしょうか?

実は、ショパンの誕生日については複数の説が存在します。一般的に受け入れられているのは、彼自身が「ポーランド文芸協会」の初代会長チャルトリスキ宛の手紙で自分の誕生日を同年3月1日と記していたというものです。しかし、洗礼証明書には彼の生年月日は1810年2月22日と記されています。

また、妹イザベラの証言によれば1809年3月1日、母親の話では3月1日だったとされています。母親の証言が最も信頼できると思われがちですが、身内の記憶は案外曖昧なこともあります。

さらに、昔は誰もがカレンダーを持っていたわけではなく、ショパンが生まれたのは1810年ではなく、1808年2月29日だった可能性もあります。ショパン研究者の一人は、ショパンの親友の誕生年と同じく、ショパンも1808年生まれだったのではないかと推測しています。

洗礼証明書の日付と実際の誕生日が大きく異なることに違和感を感じるかもしれませんが、当時は子どもが誕生してすぐに報告しなくても問題にはなりませんでした。そのため、2年後に届け出をしたとしても不思議ではありません。ただし、2月29日だと閏年なので誕生日が毎年祝えないことから、一週間早めて22日にしたと考えることもできます。

私の祖母は娘(私の母)の誕生日を一日間違えていました。その結果、私も中学生まで、自分の母親の誕生日を一日間違えて思い込んでいました。ショパンの誕生日は私にとって永遠の謎なのです。

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次回の記事では、ショパンが生まれた家と彼がピアノを始めた経緯について詳しく説明します。お楽しみに!


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