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プレリーディングとは

 4日ぶりの記事更新です。読譜について、久しぶりに書きたいと思います。

 バスティンメソッドでは、子供に限らず大人の教本でも入り口は、五線譜なしのプレリーディングからです。プレリーディングとは、五線譜のない音符だけの楽譜に、音名が記されているものです。何故そうなるのかというと、鍵盤の位置と音を確認し、耳で聴いてリズム感を身に付ける事からのほうが、無理なく覚えやすいからです。このプレリーディングがマスターできたら、次から本格的な五線譜での読譜に入り、線・間の区別に音の上下や高さなどで、つまづきにくいからです。アメリカ式教育は、遊びを交えて楽しみながら覚えていくやり方ですが、専門的なお勉強になれば、更に難しくなっていきます。その分、自己表現や創造力のある子へと育つと思います。

 アメリカ式の楽しんで覚える教育に対して、批判を受けるケースは少なくありません。これまでの日本式ピアノ指導においては、言われた通りにただ覚えて弾いて、真面目に読譜するほかないといったやり方が、当たり前とされてきました。しかし、こんな杓子定規なやり方でお子様がのびのびと育つのでしょうか。私はそう思いませんし、活発な性格のお子様や個性の強い子には通用しません。特に男の子には、全くといっていいほど、通用しないものです。言われた通りの事がやれる、真面目で優秀な性格に育つ分、自分で何をすればいいのかわからなくなり、創造力のない自己表現の下手な子へと育ちますね

 プレリーディングをやる理由を国語のお勉強に例えると、平仮名のお勉強になると思います。このプレリーディングを飛ばして突然五線譜から入った人の場合、多くの人たちが必ずといっていいくらい、読譜で後々つまづきます。五線譜の楽譜は、漢字のお勉強をいっていいでしょう。要するに、平仮名が読めないままで、すぐに漢字のお勉強をするやり方です。基礎の読み方がわからないまま、次へどんどん進めても何も効果がないという事なので、まずは基礎のプレリーディングからのお勉強をお勧めします。プレリーディングに対する差別や偏見を持たれるお母様が非常に多いので、この場をお借りして書かせていただきます

 バスティンではただピアノを弾くだけでなく、その学習レベルに応じて楽典ワークブックも一緒に学ぶシステムです。表面的にピアノは弾けても、楽譜が書けなかったり鍵盤の位置などがわからなければ、ただの薄っぺらな表面的な事しかわからない人となってしまいます。当教室で学ぶのであれば、じっくり考えた上でご判断していただきたいと思います。

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