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作曲家が楽譜に閉じ込めた音楽を開封して解放するのが演奏 Vol.1

今日は午前中、音楽高校でのピアノレッスンの授業をしてまいりました。

ピアノ副科の生徒さんのクーラウのソナチネのレッスンでのこと。
楽譜は右手も左手も正しい音を読んで、長さも正しく弾いているのですが、音楽に推進力が足りない。

時計の針が1分間に60秒を刻むのと違う時間軸が、音楽を奏で始めたらその空間に流れ始めるわけで、作曲家がどのようなテーマを組み立てて音楽を作っているかを分析しながら一つ一つのテーマを適切に描きつつ演奏する人が自分のテンポ感を持って、音楽の持つ拍節感を感じながら立体的な音楽空間を作ること。それがいわば演奏する人に作曲家から渡されたバトンなのです。
なんて、言葉にすると難しそうで面倒臭いですが、作曲家が紙に書いた音楽を、生きたテンポで感じて、盛り上がりたい道筋、歌いたい箇所、そっと小声でいいたいところ、などを、五線譜から読み取ること。それが演奏する人が譜読みの次にすることです。
そして、それのコツを知らない人が、教わっていない人が多いなぁ、と思うのです。
コツさえお伝えすると、演奏がみるみる音楽的になっていきます。

こちらのブログでもすこしずつコツをお伝えしていけたら、と思います。





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