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バッハのフーガ

今日はバッハのフーガについてのレクチャーで演奏助手を務めました。
来週に行われるバッハの無伴奏ヴァイオリンのコンサート(札幌交響楽団副首席ヴァイオリン奏者の飯村真理さんのコンサート)に先立ち、バッハの凄さをちょっと勉強してみよう、というレクチャーでした。

バロック時代のバッハの音楽は、教会音楽(キリスト教のミサのための音楽)と世俗音楽(貴族のための楽しむための音楽)の両方を作曲し演奏していましたが、教会音楽のもとのグレゴリオ聖歌の流れを汲む、単旋律がいくつか絡み合う音楽を得意としていました。

今の音楽はひとつの旋律と伴奏、という形が普通ですが、伴奏はなくすべてが旋律、という音楽があるのです。
ピアノの練習でもバッハが難しい、というのは、その旋律をしっかりと歌い続けなくてはならない、しかもひとつの旋律だけではなく、二つの旋律、三つの旋律、場合によっては四つの旋律を同時に歌わなくてはならないので、耳と頭をしっかりフル回転させてそれぞれの旋律が歌うようにしなくてはなりません。

でも、ピアノで弾くときは10本の指があるのでまだいいのですが、ヴァイオリン一本で三つの旋律を同時に弾いていく、というのは至難の業なのです。
今日のレクチャーでは、バッハすごいね、ヴァイオリンすごいね、ということで終わりました。ソナタの解説、パルティータの解説もしっかり入れました。


バッハ、人生のうちで何度でも何度でも触れていたい作曲家です。



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