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【課外授業】NYへ行ってきました①

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3/8から3/15の1週間、かつて住んでいたNY(ニューヨーク)という街に行ってきました。
毎年2-3回ほど行っているNYですが、今回は大きく3つの目的がありました。

そのうちの1つが『ライブ鑑賞』です。
僕らミュージシャンにとって、普段の生活では夜に仕事が多い分なかなかライブ鑑賞が出来ません。なので、日常を離れてNYではたくさんライブを観よう!ということで、本当に素晴らしい数々のライブを観ることができました。


Rachel Z(piano)のバンド(Ben Street(bass) Clanrence Penn(drum)という編成)をジャズクラブ“smalls”で観ました。smallsは広さやその雰囲気もあって個人的にはとても好きな場所です。そんなに広くないのにぎゅうぎゅうの人で、今や観光名所となっているそうで笑、これからもっともっと人が溢れることでしょう。
ただ演奏内容がだれてきたり、サウンドが聴き手の心に響かないとみんなしゃべるわ騒ぐわ帰っていくわ。こういうシビアなところもsmallsらしい?NYらしいと言えるかもしれません。



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Ambrose Akimsire(trumpet)のバンドでは、2017年に僕らと一緒にレコーディングに参加してくれたWalter Smith(tsax)も演奏していて、バンドメンバーも素晴らしく。特にドラムのJustin BrownとWalterは会場のボルテージをMAXにする程のほとばしる演奏を繰り広げていました。僕も今回の滞在で1番涙を流した公演で、2日連続で聴きに行ってしまいました。Ambroseのバンドコントロールが素晴らしくて、メンバー全員が輝くプレイをお膳立てしていたように思います。もちろん彼のプレイにも吹っ飛びました。


Shai Maestro Trio

Shai Maestro(Piano)のピアノトリオの公演はJazz Gallaryという、ここも僕の大好きな空間でライブを鑑賞しました。今回はゲストでMark Gulliana(drum)が参加する、なかなかない組み合わせで開演前からとても楽しみにしていました。実際演奏を聴いた直後は僕の音楽観?音楽力?とものすごい距離を感じて。悔しさは無いけれど、こんなにも高いレベルで昇華した音楽をやっていたなんて僕はまだまだ全然の存在だなって。youtubeじゃ本当に音楽って分からないんだな、と改めて実感しました。


AmbroseとShaiのバンドは今回の滞在で鑑賞した音楽の中でも本当に自分の胸に突き刺さる衝撃と感動を与えてくれました。こういう経験はきっと練習にも負けない僕の音楽への栄養になる気がします。これを忘れずに日々精進しようと思いました。みなさんにもとてもお勧めのアーティストです。


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他にもRenee RosnesのカルテットをDissy’s Clubで鑑賞しました。このクラブはNYに住んでいた頃、NY観光に来た友人を連れて行くと必ず喜ぶ場所で、NYの夜景をバックに演奏するステージは観る人を喜ばせます。

ベースのPeter Washington ドラムのLewis Nashのリズム隊もBebopを知り尽くしたようなプレイで本当に素晴らしく、心地よくジャズが聴けました。ちなみにこのReneeはBill Charlapの奥さんということは初めて知りました。

Dizzy’s Clubは1st 2ndの両セットが終わるとAfter Hoursと言ってもう1セット別の若手バンドがライブをする機会があります。このバンドもツワモノバンドが出てくるので、将来の大物ミュージシャンを安いチャージで観ることが出来ます。




こうして振り返るとまだまだ書ききれないくらい沢山のライブを観たんだなぁと思ってます。文字量の多さに自分でびっくりです笑
ライブのクオリティは本当に高くて、自分への刺激、戒めにもなりました。そしてこのクオリティの高さは『リスナーの質』によるものも大きい気がします。日本も負けじと音楽を発展させていくには『リスナー』の皆さんの支え、協力が不可欠だとNYのライブを観て感じました。
是非これを機にジャズのライブ気軽にガンガン遊びに行ってみてください!もし何がオススメか知りたい方は僕が一緒に考えて紹介しますし、何でもいい!という方は日本でだったらまず『河野祐亮ピアノトリオ』のライブに遊びに来てください!笑


それでは続きはまた明日!

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