トッパンホール

トッパンホール、日本でも有数の、

音響の良いホールと聞いていました。

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日曜日、解剖学仲間で摩理先生(ヴァイオリニスト)のご主人

山田剛史さんのピアノコンサートに行きました。

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藝大を首席で卒業後、ケルン音楽大学へ留学し

様々なコンクール、オケ共演、室内楽に歌曲伴奏…などなどお若いのに

書ききれない経歴をお持ちの方です。

室内楽などは聴かせていただいていますが、

今回初めてソロを聞かせていただきました。



C.P.E.バッハ作曲「アリオーソと9つの変奏ハ長調」

ラヴェル作曲「鏡」

ジョージ・ベンジャミン作曲「ピアノ・フィギュアズ」

シューマン作曲「ダヴィッド同盟舞曲集」



いやあ、私が感想を言うのもおこがましいくらい。

それをあえて言わせていただくと、

もちろん完璧な演奏なのは間違いないですが、

音が「完全にコントロールされている」と思いました。

音楽がちゃんと頭の中に用意されていて、

それが人間の体を通して、ピアノを通して、空気を伝って

こちらの体へ入ってくるのを感じました。

とても澄んだ音、純粋な音楽。



聴く前はぼやけていた曲の印象が、

聞いた後は輪郭がはっきり。

くっきり心に印象付けられました。



演奏会が終わって簡単に御礼のご挨拶を。

上記のことを伝えるのに

「スカッと爽やか、な演奏でした！」

と言ったらキョトンとされていましたが(^-^;

本当は

「お風呂上がり、な気持ちです」

とも言いたかったけれどギリギリこらえましたf^_^;



こんなレヴェルのピアニストの方って、

日本に何人いるんだろう。



貴重な体験をありがとうございました！