喜びの島について♪

本日は、発表会の講師演奏２曲目、
ドビュッシーの『喜びの島』についてお話します！





この曲は、ジャン・アントワーヌ・ヴァトーの作品「シテール島への巡礼』とゆう絵画より影響を受けて作られた作品です。


ギリシャの島の一つであるシテール島は、古代世界では愛の女神ヴィーナスの出生地であると考えられていて、シテール島は女神と愛の聖地となりました。


独身の男女がここに巡礼すれば好伴侶が得られるといいます。画面には、右から左へと、誘い、承諾、ためらい、決意といった愛の成り行きが８組の男女の姿を借りて表されています。


この作品は、装飾音やリズムの変化といった技巧を駆使して、きらめくように豊かな色彩の細やかな音を連ね、幻想的な愛の歓びを描き出しているのです。

彼の作品としては最も技巧的で演奏の難しい作品のひとつであり，それらを駆使した豪壮な書法で異彩を放つ一曲となっています！


本当に素晴らしい曲です＼(^^)／
ぜひ一度、聴いてみてくださいね！


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