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ノーミスで弾ける=上手な演奏??

新横浜・港北区・妙蓮寺 手島ピアノ教室
手島 聖(てしま せい)です♩*。

ご訪問ありがとうございます。



発表会やコンクール、

舞台で演奏の機会があるときって、

みなさんは何を目標に練習していますか?


ノーミスで弾く


これを目標にしている人、

結構多いのではないでしょうか。

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確かに、緊張の舞台で
ノーミスで弾けるなんて
とても素晴らしいことですよね!!


お客さまや審査員の先生方の前で
間違えるずに完璧に弾けたら、
それはそれは、とっても気分が良い!!


練習の成果、バッチリ♡


聴いているお父さん、お母さん
もちろん本人も、

よっしゃー!って、

ガッツポーズになりますよね


でもね、、

「舞台でノーミスで演奏できた」

これが、1番良いことだと思ってる人、

このことだけを目標に練習している人、


危険です〜!!!


----------------
ノーミスの演奏が、素晴らしい演奏
----------------


…そう思っている保護者さま、結構多い。


例えばおうち練習の時にも、
お子さまには、ミスに対してのみ
ガンガンプレッシャーをかけて、


「なんでそんな所ばかり間違えるの?!怒」
「間違えないで弾きなさい!」

すると本人は
ミスすることを恐れて、


まるで機械のような演奏になってしまいます。


肩や身体に力が入って、音は伸びないし


とてもつまらない演奏になる、


つまり、

人の心を掴むような
魅力的な演奏はできない


ということです。


しかも、もし本番で、
一箇所でもミスをしてしまったら、、

お母さんやお父さんに、
なんて言われるだろう、、


あぁまた失敗してしまった、、


9割の成功よりも、1割の失敗にとらわれて、
自分を責めまくります。


マイナス思考の出来上がりです。


そんな舞台って、楽しいかな…??

何のためにピアノを弾いているのかな??


もちろん、ミスをしないように
細やかな練習を重ねることは、
とてもとても大事なことで、


その練習方法は、たくさんあるし、
もちろんレッスンでもお伝えして
実践します。


でも、それが一番の目的になってはいけない。



音楽の本質って、


-----
音を楽しむこと
-----


なんですよね!!



どうしたら、
この曲を楽しく演奏できるかな?


どう表現したら、
聴いている人が楽しんでくれるのかな?


最終的には、
そこに向けて考えることが、大切ですね。

・・・

「みなさんすごくステキな演奏をしますよね」

「表現がとてもステキ」

「みんな音がキレイ!」

うちの生徒さんたちの演奏、
こんな風にお褒めいただくことが多いです


わたしは、生徒さんにも、
バイオリンをしている娘たちにも、


何よりも

のびのびと弾いてほしい!


音楽の素晴らしさを、
ちゃんと感じられる人になってほしい!


ロボットみたいな演奏と、
心豊かな音楽的な演奏。
キレイな音と、そうでない音。

ちゃんとその違いが分かる人になってほしい!


そう思いながら、一緒に曲を仕上げます。

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娘は、おかげさまで
とても美しい音で、音楽的な演奏ができるようになりました。


それが、彼女の最大の強み。


コンクールでも、
講評には毎回必ずそのことが書かれてあり、


多少ミスがあった時でも、
何度か全国大会で1位をいただけたりしています。

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なので、

ふだんノーミスで弾けるような努力は惜しまないのは当たり前だけれど、

最終的に目指すところは、そこではないということですね。



言いたいことが、
うまく伝わっているでしょうか??



お母さま方へのお願いは、


本番直後に
「あそこ間違ったよね」
「なんで間違えたの」
なーんていう
ダメ出しは絶対しないであげてほしいです。


まずは、一人で舞台に上がった勇気と挑戦を十分にほめて、お子さまをリスペクトすること!


次に繋げるための反省会は、そのあとです。



お子さまにとって、
どうか音楽が一生のお友だちになりますように!


いつもそう願っています♡

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手島ピアノ教室
手島 聖


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