耳を傾ける

すごくテンポ速く弾く男の子の生徒。

もう少しテンポを落としてゆっくり丁寧に弾くと弾けるはずなのですが、

「速く弾かんと弾けんのんよ‼」…と言い張ります( ￣▽￣)

いやいや(ーー;、速く弾くから弾けないのです(ー_ー;)

左手の指がもつれているので、何回弾いても、うまく弾けません。

左手をリズムを変えてスタッカート、付点のリズム等でもっと細かくやれば弾けるのですが、耳を傾けてくれない生徒( ￣▽￣)

少々、反抗期中の事もあり、なおさらです(^o^;)

「耳を傾ける」

まず、これをしてもらえるように…が課題の生徒です。

お母様は

「先生、ご迷惑おかけしてすみません。」
「先生の息子さんと同じ男の子でも全く違ってますよね(^_^;)」

…とお母様。

「そんなことないですよ( ￣▽￣)」
「うちも、いろいろあります(ー_ー;)」

…と私。

お母様と大笑いです(笑)

息子とは年代が違いますが、その当時は同じように悩んだこともあります。
（今でも、悩む事がないわけではありません(^_^;)

男の子は異性なだけあって、何を考えているのか分からない言動や行動もあり、理解に苦しむ事もありますよね(^_^;)

お母様と一緒に生徒を見守り、時にはお母様と一緒に悩みを共有し、レッスンを通じて、少しでも生徒の為になれば…と思います。

ピアノを弾ける!…だけでなく、人として社会に出ていく為にも必要なこと…
1つ1つを一緒に生徒のペースで良いので学んでいけるように…と思ってます(^-^)