基礎が支えるのはどんな世界も同じ

(日本経済新聞より)

車椅子テニスプレイヤーの国枝慎吾さんが
全豪オープンに優勝されました。
世界ランキング1位とはいえ
間も無く36歳、若手の台頭を抑えての優勝が
どれほどの努力の上にあるものか
想像に難くありません。

縦横無尽にコート内で動き回るために、
ハードなチェアワークを
今も毎日重ねられているそうです。

試合で世界一級のパフォーマンスを実現するには
全てを支える基礎を無くしては成り立たない
というような内容のお話でした。


遡ること2週間前、
先月半ばに
ピアニストのヤヴウォンスキ先生の講座を拝聴しました。
ヤヴウォンスキ先生もまた、
スケールとアルペジオの基礎、あるいは
ツェルニーやモシュコフスキのようなエチュードを
大切にお考えで
レッスンやコンクール審査にご多忙な中、
リサイタルを翌週に控えても
練習時間がほとんどないとしたら
貴重な僅かな時間は
それらの基礎を練習し
(リサイタルプログラムではなく)、
指の感覚を保つことを優先なさると仰っていました。


そういえば、
イチローさんも似たようなことを
仰っていた記憶があります。


ピアノもスポーツも
基礎が支えている。

基礎練習より曲を弾きたい気持ちは
子供も大人も同じですね(^^
でも
小さいうちから
基礎練習がなぜ大切なのか
理由を理解させ、成果も一緒に味わいながら
繰り返し伝えていく。
自分自身も実践する。
言うは易し、、、
でも、大切！！


国枝慎吾さんのニュースに
さらに説得力を持って教わりました^ ^





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