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ロシアピアノ音楽の真実

昨日はセミナーを受講してまいりました。

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ロシア ピアノ音楽の真実
@KAWAI表参道パウゼ

シリーズの初回があまりに反響があり
第2回は予告していたタイトルを変えて
前回の続きからスタートしました。

一柳先生の機知に富んだお話に引き込まれ、
今回もあっという間の2時間でした。

ロシアのクラシック音楽の歴史が
ヨーロッパに比べたら後進国だったとは!

チャイコフスキーやラフマニノフ、
ほかのロシアの作曲家を
作品ではなく人としての側面から眺めることは
とても楽しかったです。


歴史を裏付けるエピソードも面白いものばかり。
二つほどご紹介します。

現在は少し様子が違うようですが、
かつてのモスクワ音楽院のレッスンは
初回には暗譜が当たり前。
指導する教師も暗譜。
注意されたことの書き込みも
譜面がないので頭で記憶するのが普通だったのだそうです。

…これはなかなか出来ることではありません。

講師の私も、
長年にわたりロシアから来日されていた先生に師事していましたが、
自らを振り返ると、
なかなか暗譜もせず、
書き込みだらけのカラフルな譜面でした。

あまり書き込みばかりでは
結局何も書いていないのと同じ。
何か大切なのかが埋もれてしまうではないか。
と、あるロシアの先生は仰ったそうです。

私の恩師もきっと同じように思われていたことでしょう。
…お恥ずかしい限りです。


また、幼稚園の先生は音大生並みの演奏技術があり、
休憩時間には
リストの超絶技巧練習曲を弾いて聴かせている
など
目を丸くするようなエピソードばかり。
日本では音大生でも舌を巻くような内容でした。



セミナーの内容は
教室の生徒さんたちのレッスンに
そのまま直ぐに反映させられるものではありません。
でも、
記憶の片隅に残っていく点と点が
あるときレッスン中に全て繋がっていくことがあります。


音楽の勉強は一生なんだなあ、と
改めて感じます。


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